漫画・アニメ・書評から日常の愚痴まで、思いつくままの日記です。
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--/--/--(--) --:--:--| スポンサー広告| トラックバック(-) コメント(-)
茅田砂胡「クラッシュ・ブレイズ マルグリートの輪舞曲」
リィ、ヴァンツァー、 ケリーとジャスミンがそれぞれ同じ時期に遭遇した事件を、それぞれの視点で見ていく新しい試みの三部作。それぞれがリンクしていて、なかなか面白かったです。

『優しい狼』
大好きな姉ドミの容姿をけなされたことに激怒したリィの恐ろしい攻撃の結果、偶然みえてきた事件。
『初戀の詩』
ジンジャーに恋人役を頼まれたヴァンツァーは、やがて誘拐事件にまきこまれ…
『怪獣の宴』
ジンジャーの舞台を見にいったケリーとジャスミンでジャスミンが誘拐された!

個人的には「優しい狼」が一番でした。リィの憤慨も、復讐の痛快さも、そこからひっくり返って見えてきた事の真相とそのおぞましさ、そして断罪。こういう事件って生理的に一番拒否反応があるだけにリィの行動が爽快でした。

追憶のカレンが新刊です。投稿日時、直せなくなったんですね。むむ、順番が…



スポンサーサイト
茅田砂胡「クラッシュ・ブレイズ 追憶のカレン」
少年はグレン警部の前にやって来ると、大柄な警部をきれいな菫の瞳で、珍しそうに見つめてきた。「こんにちは。アルフォンス・レイヴンウッドです」。似ていると思ったのは最初の一瞬だけだ。短めの髪は茶色の癖毛で、シェラのつややかな銀色の髪とは似ても似つかない。肌の色も違う。声も違う。シェラの声は落ちついていたが、アルフォンスは少年特有の高くはしゃいだ声だ。要するに、明らかな別人である。「きみによく似ている子を知ってるんでね。シェラ・ファロットっていうんだが…」。少年は眼を丸くして、ちょっと唇を尖らせた。「ひどいや、警部さん。ぼく、男ですよ」。シェラ、まさかの失踪!その生存が刻々と絶望視される中、ルウのカードが隠された真実を語り出す…。

クラッシュ・ブレイズシリーズ。
今回はシエラの回で、他に主にリィとルゥの活躍があるわけですが。
………とくに突出したものはなかったような。
話に整合性がないというわけではないのですが、シリーズも長く、キャラもコレまでに良く書き込まれてきました。もともと私にとってこのシリーズは、他シリーズで活躍したキャラたちが一同に会した外伝みたいな印象がありまして、キャラの活躍のための話を書いて、その魅力をアピールしているための話が多いと思うのです。とても魅力的なキャラなので楽しめるのですが、それでも。
特に全体で大きな動きがあるわけでもなく、サザエさんワールドのようにキャラは成長せず短編を繰り返していくわけで、そうなると変化がない分どうしても飽きてきてしまうと思うんですよね。

次巻はどうなるか、楽しみです。


瑞山いつき「マギの魔法使い 若獅子は片恋中!」
「君と一緒だと、ぼくはどんどん愚かになっていく」反ウィザード組織“真実の星”に捕らわれたエメラルドは、そんなウォレスのことが気になって仕方ない。だが組織の幹部カルロスに、打倒ウィザードのため協力してほしいと頼まれ、困惑する。一方獅子の一族の若長ラグナは、エメラルドへの想いを抑えきれなくなって!?「逃がしてやる。だから―俺様の側にいてくれよ」この世界の真相も明らかに!?必読のクライマックス直前巻。

って、もうクライマックス直前?
いや、真実の星が出てきてウォレスが恋を自覚したあたりで物語は大きく動いたわけですが、「転」だったのですね。てか、物語畳むの早くないですか!?ずるずる引き延ばすよりいいですが。
カルロスがなかなか良い性格していて素敵でした、でも付き合いたくはないです。
またラドの師匠となったチスティもラド張りの科学狂な割りに、可愛いところがあって、ラドまで可愛く見えてきました。耐性がついてきたのかも。
タイトル通り、ラグナとウォレスのエメリィを巡っての攻防が多くてなかなか楽しめました。
ハルベルトの秘密も分かったところで。
ラグナの組織も動き出し、いよいよ次はラグナのターン!
……で、最終回、なんでしょうか。


谷瑞穂「伯爵と妖精 すてきな結婚式のための魔法」
数々の障壁を乗り越えて、やっと結婚式を迎えることとなった妖精博士のリディアと妖精国伯爵エドガー。歴代の青騎士伯爵の結婚式に必ず招待しなければならないという5人の妖精から祝福を受けたが、実は6人目の妖精がいて、「結婚式など台無しにしてやる!」と宣言されて!?昔、エドガーと何かあったらしい少女も現れて、雲ゆきはどんどん怪しくなり…。二人の結婚式、何かが起こる。

伯爵と妖精シリーズ。
間の感想はあきらめて最新刊。
ついに結ばれました、リディアにエドガー。来るときはわりとあっさり来るのですね。「コラフェリ」のときと同様の感慨が……
今回は事件といっても結婚式のお祝いのようで、終始ほのぼのと見守れました。
逆に周囲のカップリング具合も盛りだくさんでそちらも楽しめます。逆に彼女は出ませんでしたね。ケルピーとくっついて欲しいところなのです。
まだまだ不安要素はあるけれど、リディアとエドガー二人で乗り越えていって欲しいです。
今後エドガーの台詞がどう甘くなっていくかも楽しみ♪セクハラじみそうですが……


伊東京一「バード・ハート・ビート舞姫天翔!」
チビで目つきの悪い少年テオの夢はここ、巨鳥が棲む渓谷の国ラビーヌで競鳥騎手になること。だが現状は、空を翔けては落っこちて幼なじみのララにからかわれてばかり。ある日、愛鳥を駆るテオが出会ったのはケガを負った大バトと異国の少女リーン。初対面で突然蹴られて鳥を奪われかけたのに、放っておけないテオは彼女を町へ連れ帰る。やがて「どうしても天都へ行く」と言い張る彼女を送り届けることになったテオは!?大空を羽ばたく恋と冒険のファンタジー。

爽快な少年漫画の王道!…小説ですけれど。少女小説そいうジャンルはあってもこの場合どういうんだろう。
再び空と少年少女の逃避行。
ただしラブ度は低め、競鳥にあこがれる少年テオはまだまだ「ガキ」で彼の成長物語でもあるかも。……このあたりがジャンプみたいな少年誌の王道モノみたいで、まだまだ続きが楽しみです・
今度は空といっても断崖絶壁が何万と連なる渓谷の国。そのため交通手段である巨鳥である。……これが怪鳥ではなく、姫笠ツグミやら大バト蛍コマドリ白チョウゲンボウ鬼ガラスなど、私たちの身近の鳥の名前を使っていて、彼らが大きくなった姿を想像すると微笑ましい。……車やヨットのレースがあるように、巨鳥のレースが出来るのも分かるし、渓谷を飛び抜けるスピード感溢れる姿も想像にたやすくて。
国を巡る陰謀もちょっとありそうですし、続刊が楽しみです♪

犬村小六「とある飛空士への追憶」
「美姫を守って単機敵中翔破、1万2千キロ。やれるかね?」レヴァーム皇国の傭兵飛空士シャルルは、そのあまりに荒唐無稽な指令に我が耳を疑う。
次期皇妃ファナは「光芒五里に及ぶ」美しさの少女。そのファナと自分のごとき流れ者が、ふたりきりで海上翔破の旅に出る!?
...圧倒的攻撃力の敵国戦闘機群がシャルルとファナのちいさな複座式水上偵察機サンタ・クルスに襲いかかる! 蒼天に積乱雲がたちのぼる夏の洋上にきらめいた、恋と空戦の物語。


とある読書ブログさんのおすすめで入手してみたのですが……
さわやか!

凄くキラキラとしたガラスのようにきれいな初恋物語でした。
身分の差のある少年と少女、二人きりの旅路、追手に追われ、つかの間の休息、そしてラスト……何もかも王道なのに、もう展開は読めているのに、それでも惹かれてしまいました。それが王道の強み。安心して読める。
惹かれあうようになる二人の、お互いへの敬意に満ちた心の距離の縮め方。
そして洋上の旅路での美しい光景は、戦いのシーンでさえ、あくまで複数の敵から「逃げる」ことを前提としているので生臭さを感じないでスリルとヒーローの技術の素晴らしさを味わうことができます……観ていて映画のように心の中で飛行機の姿を思い浮かべながら読んでいました。
圧巻はやはり二人のラストシーン。
映像化で観たいような、自分の心のなかで浮かんだこの光景を大事にしたいような、……
そしてエピローグがまた心憎いんです。
私にとっては、過不足なく完成された物語です。
何度も読み返したいのではなく、宝物として大切にとっておいきたい本。

「ローマの休日」を彷彿とさせるところもあり……とこの記事を書くためにアマゾンさんにいったら作者さん本人が「『ローマの休日』 」+「『天空の城ラピュタ』 」を意識していたと書いてありました。なるほど。あとがきがないのでこの作品に対する作者さんの意識が分からなかったので、知ることができてよかったです。
ご不満な方の意見も分かりますが、「物語」として楽しめたものがち、かな。



宇津田晴「珠華繚乱―異国からの使者」
異国へ渡った賀杖の目的を知り、協定を結ぶため珠国を訪れた龍牙は、蓮祥に他の国々から縁談が舞い込んでいるのを知る。試練を受ける龍牙、そして、珠国王宮へ異国の男が現れた…。



「蓮祥行かず後家推進委員会」……ある意味敵地の真っ只中に飛び込むことになった龍牙です。
長男もまたシスコンなのはお約束。
ここぞとばかりにヒーローいびりが始まるのもお約束。
鈍いヒロインがイマイチ事態を把握していなくて、ラブラブしてしまうのもお約束。
ここらでライバルも現れてもいい頃合なので、この異国の人がそうなるのかなーと思っていたのですが、まだの様子。
加えて、龍牙が認められるのが早すぎて物足りない、などと思ってしまうあたり、私って……。


今まで読んだ作品を思い起こしても、このレーベルは楽しいのですがちょっと私には軽いのかもしれないです。
宇津田晴「珠華繚乱―天山に咲く華」
「俺は自分の目が黒いうちに、蓮祥の花嫁姿が見たいんだ」


幡国への「婿入り」の一件から、無事に珠国へと戻った蓮祥。しかし父祥善より、幡と珠の国境であり山賊の被害の続く天山行きを命じられる。一方幡国でも龍牙が天山へと向かっていた。天山で久しぶりの再会を果たした二人。しかし、そこには思わぬ恋の試練が待ち受けていて…。

舅らにいぢめられるヒーロー、のお約束目当てに読んでます
「蓮祥行かず後家推進委員会」……(笑)迷惑な。
反対する理由な中に、人材不足だから、なんてのがあったのが凄く新鮮。
父も兄も家臣も蓮祥を実は溺愛、もお約束。蓮祥の兄祥達から龍牙が苛められるのもお約束。応援しているかに見える玄武も厳しかったりするのもお約束。頑張れ龍牙。

二人の恋愛も少しずつ前進しましたv
仮面を剥いでようやく国政に参加し始めた龍牙にとって、反乱軍に身を置き国が立ってからも人材不足のためフル活動してきた蓮祥は先輩。
だからゆえの揉め事ですが、雨降って地固まるというところで。
受難の始まった龍牙ですが、美味しいところはちゃんともらっているので大丈夫ナノデス。


宇津田晴「珠華繚乱」
建国して五年、にわか王族・珠国の王女蓮祥は、占術の古王国・幡国王女流夏に婿入りすることになった。託宣によって決まった婚姻のため、婿候補として幡国に単身のりこんだ蓮祥は、大きな陰謀に巻き込まれ……


お約束はやはり美味しい。
宮廷物語としてみると正直私にとってははいろいろ物足りないのですが、(あと蓮祥の凄さは言葉だけでなく事件として盛り込んでほしいなあとか)、恋愛モノとしては好物パターンナなのデス。
流夏と昔会った少年が似てるってばればれなのですが。流夏の美女振りとか冷たい態度とかピンチになると現れる謎の人物とかもう。それでも美味しいのがお約束。
にぶにぶのヒロインにまじめなヒーローに加え、幼馴染で暗殺業の玄武、蓮祥大好きの侍女の夕凛、流夏の腹心の豪腕将軍・賢涼(イラストではそんな感じはしないのですが)など、脇も要点抑えててポイント高し。
今後の受難者はおそらくヒーローのほうなのもお約束。がんばれ!


真朱那奈「天啓のパルティア 暁の魔女は夢をみる 」
「わたし、あなた以外の男の妻になんて、ならなくていいんだよね」
「ああ、そうだよ。そなたは余のものだ。誰にも渡しはしない」


満月の夜に「月の聖女」に下された予言が現実となる世界。

帝国ルンゲートの未来を占う十四歳のパルティアは、最高位の聖女「月の姫巫女」であり、優しく有能な皇太子ハルバートの婚約者。仲の良かった元聖女のメルキアが新しい侍女となり少しずつ生活も変わっていく中、年に一度の“満潮祭”を前に下された予言「暁の魔女」の言葉に、姫巫女を巡る陰謀が動き出して…

ご馳走様でしたvvv
パルティアの襲撃事件をきっかけに、パルティアが初めてハルバートに不満を感じて喧嘩したり、完璧超人のハルバートの激情がみれたりと、なかなか美味しかったですvこの作品のカップルはがっちりまとまってしまっているだけに、こういう波乱がきてくれると面白みが増すというか……犬も食わないなんとやら、が前提ですが。
次回もこんな感じだといいですね。


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。