漫画・アニメ・書評から日常の愚痴まで、思いつくままの日記です。
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椅子の足がもげました……
結婚するとある意味御互いの価値観のぶつかり合いなのですが、
私たち夫婦の場合、その一つが
「食事をテーブルでとるか こたつでとるか」
でした。ちなみに私はテーブル派。特に最初は働いていたので、キッチンの近くに置いて、夕はともかく朝は作った料理を立ったままさっとおけるテーブルが楽だと思っていました。片付けも楽ですし。
逆に旦那様はこたつでテレビや雑誌を見ながら食べたい派。
ちなみにその脇に布団が敷いてあったりすると、おきぬけでぬくぬくのままこたつに入りテレビを見ながら食事をとれる、ということらしいです。
……でも私は、実はこれって作った相手に凄く失礼な態度だと思ってます。余所見しながら食べるからこぼすし、会話もなくなるし。
結局旦那様の要求どおりにしてますが(とゆーよりテーブルまで起きてきてくれない)、旦那様のリクエストもあって凝った料理は作らないからしょうがないとあきらめ半分です。それとも主婦としては余所見出来ないくらい美味しいご飯を作る方に熱意を向けるべきでしょうか?

話を戻しまして。
かくて、テーブルセットは買ったものの(私は子供はテーブルで食べさせる気満々です)、
旦那様の荷物置き場になり(片付けて欲しくない旦那様用の身の回りのもの。炬燵のテーブルは広くとりたいらしい)
余った椅子は私がパソコン用に使っていたのですが。

足が一本、もげました。

パソコンデスクと高さが合わないもので、クッションをしいたり椅子を前方に重心をかけたりと多少無理をさせた事は否定しません。が、仮にも木製、一本の足の太さも4cmはあろうかというのに(計った)、……問題なのは体重か、脚力か……組んだ足を一本前脚にひっかけようとした途端、内側からばきっと。

……なんとか旦那様にばれないうちに修理がきくか調べないと。
もとなおこ「レディー・ヴィクトリアン」17巻
以前紹介した「レディー・ヴィクトリアン」の新刊購入。
今回はヒロイン(!?)の一人、レディー・エセルことアージェントは両親知らずの孤児院育ち。その両親のことがわかるのが、今回収録のお話です。

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呉 由姫「金色のコルダ」5巻
現在月刊LALAで連載している、ネオロマゲームのコミックス化のうちの1本。
この方、絵がとっても綺麗なんですよねvvv

実を言うとゲームはしたことがないもので、純粋にコミックスストーリーとして楽しんでいるのですが、二次元に現すには難しい音楽を扱いながらも、ゆっくりと話はすすめられていてなかなかです。
恋愛部分にしても、主人公愛され度が余りに出すぎてしまうよりは、本人の気持ちがしっかりしている方が好感が持てるので、「魔法のヴァイオリン」を持つことに悩み、徐々に音楽への熱意を高めていく香穂子は立ち居地として好みなのです。
登場人物からのラブコールに対しては(ネオロマですから♪)冬海ちゃんには懐かれていて、火原先輩はもうあからさまに、土浦くんにとっては気になる子、月森くんからは徐々に認められつつある……とそんな進展度。今回は後輩志水くんとのエピソードも収録されていますが、さすが不思議ちゃん。よくわからないけれど認められている、ということかな。
あとはBlack絶好調の柚木先輩エピソード。まだまだ玩具にされている感じですが……ゲームの方もあそこまで黒いんですか?本当に?なんだか黒さがあがっている気もするのですが。



収録番外編は火原先輩とトランペットの出会い。ちらっと土浦君も出てきたような……。
いなだ志穂「幻影忌憚」
小野不由美「悪霊シリーズ」の漫画化で知ったいなだ志穂さん。
この方は原作のティーンズ小説らしいコミカルでほのぼのした部分と、小野先生の本領とも言えるホラーの恐ろしさとを同時に表現できるはまり役の方だと思います。

というわけでこの「悪霊」のコミックスしか知らなかったのですが、オリジナルの短編集があると知って購入。
「幻影忌憚」というタイトルの、その名の通り人と人外の世界を描いた短編集。こちらも完全ハッピーエンドとはいえない結末に、なんともいえない後味を覚えます。……ホラー作品ほ余り知らないので引き合いに出すのが小野不由美作品ばかりもなんなのですが、「東亰異聞」と似た読後感のものがいくつか、これこそ日本ホラーの醍醐味、なのかもしれません。

男子新体操存続の危機!?
男子のシンクロがあるように、新体操にも男子部門があります。

所さんの番組で初めて観たのですが、女子には華麗さがありますが、男子には迫力があります。個人種目は棒・輪・縄・こん棒ですが、なんといっても圧巻は団体。オリンピック男子体操選手の活躍に目を奪われた経験のある方は多いと思いますが、あのようなバク転などの床の演戯を、団体で行うんですよ。シンクロのように皆の動きを合わせたりずらしたり、時には交差したりして、凄く格好良いのです。

朝日新聞のニュースにびっくり。

女子のような晴れ舞台は望めないものの、関係者の懸命な活動の努力が徐々に実りつつあったそうなのですが。
「日本体育協会が、折からの肥大化批判を受け国体の改革案を発表。種目整理の結果、男子新体操を「廃止」とした。「国際性がない」ことが理由だった。(原文引用)」
なんとか「廃止」→「休止」に持ち込んだものの……。

記録を出すのがメインの競技と違って、やはりこの種目は人に見てもらうためのもの。晴れ舞台がなければやる気も起きないでしょうし……。

このまま無くしてしまうには惜しい競技だと思います。
男子シンクロのように、テレビで取り上げたりすると、ぐんと注目度があがったりするんですけれど……かくいう私も所さんの番組ではじめて知ったくらいですし。
鋼の錬金術師 ARTBOOK3
主にテレビ放映後、映画制作始まってからのアニメイラスト集。
映画版公式から、アニメ雑誌(アニメージュ、ニュータイプ、アニメディア、パッシュ、ホビージャパン)、はたまたCDジャケットまで。
アニメ雑誌やCDをイラスト目当てに保存している方、これを手に入れれば処分OKですよ。原画・仕上・背景担当者の名前が入っているので、ご贔屓のイラストレーターさんが一目瞭然です。
巻末インタビューは劇場版のオープニングも手がけた望月通隆(のぶたか)氏。
やはり書下ろしを入れる時間がないので、DVDジャケットイラストなどを使ったそうです。唯一の書下ろし…書き直し、皆さん、わかりました?


はてさて、BEST版も購入したしイラストも手に入ったし、そろそろキャラソンシングルCDは処分しても平気かな……
鋼の錬金術師 第55話「   」
タイトルをつけようと思ったら今月分、見つかりませんでした。
どなたかご存知の方、いらっしゃいませんかー?(寂)

◎ハガレン研究所は映画のDVDの宣伝です。
 完全生産限定版は
  ・本編DISC+特典DISC2枚
  (メイキング+座談会、コメント付き本編……あ、これ踊る大捜査線でもやってましたね)
  ・フルメタルBOXエドアルで裏表。
  ・ジャケットサイズカード集……チラッと見ではTV版DVD表紙や映画ポスターの絵柄が
  ・SPECIALBOOKLET
 ……ふっふっふ、予約済みです♪
 ちなみにガンガンでは150名様プレゼント企画やってます。


◎3/29「鋼の錬金術師」OVAが発売決定!
 収録内容は大阪USJで放映された「鋼の錬金術師プレミアツアー」、オリジナルアニメ1本、デフォルメキャラによる座談会……わわわ、最後の楽しそうです♪

◎劇場版人気投票は1位から順に、エド、ロイ、アル、ハイデリヒ、ウィンリィとまあ順当ですね。

そういえばドラマCD「上海妖魔鬼怪」が3/24発売です。流石にここまで予算は回らない……
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ダ・ヴィンチ 2月号
ネット誌上で特集されているので詳しいことは載せずに、自分メモ。
プラチナ本 「夜市」恒川光太郎

海外ニュースでは、ニューヨークタイムスのThe10BestBooksoOf2005の記事が……どこもやっていることは同じだ(笑)元祖は向こうかな?村上晴樹の「海辺のカフカ」が入っていたことはニュースになったそうですが、ここではジョージ・ディディオンを勧めています、けど当然英語。

記事では「白夜行」主役二人のインタビューと田中芳樹の「キングコング」……他の著作も待ってますからね!
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日経エンタテイメント!2月号 
今回のニュース、嬉しかったのはハリポタ新作が好調なこと。
うんうん、ファミリー層には大きいライバルもいなかったし、宣伝も上手かったしね。ちなみに5作目、3人組は続投らしいですけれど……嬉しいけれど、年齢の格差が広がるなぁ。3歳くらい違うことになるのかな?10代って大きいからちょっと無理があるか。原作のペースが落ちているから仕方ないのですが。


特集で面白かったのは、パクリ疑惑に付いて。
これだけ創作物が増えている昨今、どこかで何かが偶然かぶってしまう可能性もないとはいえず、「パクリ」の定義は難しいもの。今までは盗作された側が訴えなければ問題にならなかったのだが
1.出版社側の対応が過敏に
 ・CCCD
 ・アーティストの肖像権運動
 ・出版業界の著作権使用料運動
2.ユーザー意識の向上
3.ユーザーがネット・ブログで「パクリ」検証が盛んに…
と分析しています。
特にCCCDの導入を盛んにしたエイベックス・ソニーのアーティストほど厳しいようで(笑)「企業・著作者は権利を主張するだけでなく、自らの活動についても襟を正す時代になっているといえよう」というまとめ、上手いです。

実際二時創作にまで盗用問題があるらしく……利益追求団体でもないのに人の作品を自分の作品としてあげるのって、何が目的なのか空しくないのかちょっと不思議です。

あ、あと東野圭吾の「白夜行」特集がなかなか。ドラマ自体が原作ネタバレなので、未読の方はご注意。
中国で一番有名な俳優は映画「君よ憤怒の河を渉れ」の主演高倉健……なんだか嬉しいです。チャン・イーモウ監督の新作「単騎、千里を走る」も是非見てみたいです。監督インタビューも面白いですよ♪中国では男は山、女は川というなど独自の文化も語ってくれています。
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「散歩の達人」1月号
「本屋さんで遊ぶ!」の特集に惹かれて年末買った雑誌です。
ちなみに範囲は東京らしいです。
これを参考に、旦那様の留守中に池袋に行く筈が、当日2日は……雨が……雨がね、降りまして。自宅付近は雪じゃなかろうかということで、早く帰れるように上野駅待機になったのでした。

いろいろな角度から便利な本屋さん特集があるのですが、
個人的にはやはり大型書店はジュンク堂池袋店。売り場面積世界最大級、地下一階から地上9階までゆったりスペースな上に会計は1階で一括で済ませられるのが助かります。4階には喫茶コーナーもあるんですって!夜十時までやっているから旦那様を待つのも気楽。来年は是非ここでパチンコ待ちさせて欲しいものです。

老舗で知っているのはやはり紀伊国屋新宿店。狭いながらも充実、コミックス売り場が地下から別館に移って助かりましたvあちらに行くときは南口店を利用することが多かったです。
行ったことはないけれど名前だけは知っている、青山ブックセンター。閉店騒ぎがあったのですよね。ここはアート系や洋書などセンス溢れる品揃えで固定ファンが多いとか。24時間営業。
東京駅近辺には丸の内北口から出て丸善丸の内店4階建と、八重洲南口から出て八重洲ブックセンターが8階建てに……こんなに大きくなったの、知らなかったです。しかもここにもカフェがあったんですね……今度は利用してみよう。
古書店の本場、神田にも語学・医学に通じた三省堂書店とサイン本の充実した東京道書店、ってここ降りる駅は神保町なんですよね、不思議。

本屋として好きだったのは有燐堂。大学が横浜近辺だったのでメイン書店でもあったのですが、文庫用カバーが十色取り揃えてあって、購入も出来るのです。本を綺麗にとっておきたい派だった私にとって、ジャンル毎に色分けできたりして凄く重宝でした。無料で貰えるものと思えば処分するにも心が痛まないし。
……と思っていたら、なんと秋葉原に出店しているようです。ヨドバシカメラ内とは気がつかなかった。ここも夜10時まで、すばらしい。

行ってみたい本屋は
”絵本の専門店”吉祥寺の「トムズボックス」
”自費出版書店”青山・外苑前駅の「熱川書店」
そして豆知識、
中央線沿線には「おに吉」という地域の古書店を宣伝するフリーペーパーがあるらしい。
志方あきこ
友人からいろいろ曲やら本やらを借りてホクホクです♪
中でも「志方あきこ」について。

今回頂いたのはアルバム「廃墟と楽園」。

オルゴールのような声の持ち主です。
線が細くて、高音を響かせるときには少し震えてしまうのがガラスのような印象に。

最初に教えていただいたときは「花帰葬」というゲームのオープニング曲としてだったのですが、……うちのパソコンではオープニングムービーは見られないのですが、綺麗な曲です。ちなみにこのゲームの曲も担当しているので、そのアルバムも同じ友人に聞かせて頂いてます♪多謝!
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コリン・ホルト・ソーヤー「ピーナツバター殺人事件」
とにかく凄い

このシリーズの探偵役は、老人ホーム在住の御夫人二人。探偵役の小柄で舌鋒鋭いアンジェラと親友の故提督夫人・大柄でパワフルなキャレドニア。
二人とも、まだまだ元気で活動的です……特に口が。
つまりいわゆるおばさんのおしゃべりが凄いのです(私自身もおばさんと呼ばれる域に達していることからこの表現はなかなか複雑ですが)。

会話が途切れることなく、気を緩めると全く別方向に発展してしまう、悪気はないのですが思い込みとパワーの凄い会話二重奏が、本当に両耳スピーカーで聞こえてきそうなのです。こんな本は初めて読みました。推理小説なのに。
二人の前にたって、穏やかにかつ辛抱強く、この愛すべきご婦人たちを導くマーティネス警部に脱帽。
ダ・カーポ「今年最高!の本」
こちらは特集に本があったので。
20の新聞、雑誌からの回答を経てのBOOKoftheYEAR。
ジャンルが多岐にわたっていて、なかなか面白いですっ。ただこれで1位を出すのは難しい……というわけで6票とった
「国家の罠」佐藤優


がトップのようです。「鈴木宗男事件」で逮捕された元外交官の著者vs国家権力のノンフィクション。外務省や検察庁の内幕などなど事件の裏面を描いているようで面白そうですが、いかんせんハードカバー。……こういう本は文庫化してくれないでしょうか。
ちなみに2位は「にぎやかな大地」宮本輝、3位は「東京タワー」リリー・フランスキーでした。

新聞ばかりではなく、17書店スタッフによるBEST3もあります……が、ここに載っている書店が県内に一つもないのが寂しい。
こちらの1位は3票集めて
「容疑者xの献身」東野圭吾


あちこちで噂を聞くので、文庫化するか図書館で見つけたら一度は読んでみたい一冊です。
ちなみにダ・カーポ編集部が押すのは以下5冊
1「デリダの遺言」仲正昌樹
2「王道楽土の戦争」吉田司
3「告白」町田康……河内十人斬りを題材
4「「生きる」という権利」……麻原彰晃弁護士
5「武装解除」伊勢崎賢治……元東ティモール知事、国連平和維持軍の指揮もした著者


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「おすすめ文庫王国2005年度版」
「このミステリーがすごい」のリストが殆どハードカバーや新書だったため買えず、懲りずに手にとって見たこの雑誌。全部文庫で手に入りやすいのはいいですが、リストアップするのは何人かの個人。大変主観が入っていることを考えた上で判断した方がいいでしょう。

他、現代文学(永江朗)恋愛小説(藤田香織)ノンフィクション(東えりか)時代小説(青木逸美)海外ミステリー(池上冬樹)国内ミステリー(吉野仁)SF(大森望)ライトノベル(三村美衣)がBEST10を選出。それぞれ自分と感性が似ているなーと思ったら参考にすると面白いかもしれません。
ちなみに私は選んだ人間に関係なく、国内ミステリー5位の「グレイヴディッガー」を呼んでみました。なかなか良し。
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2006年版「このミステリーが凄い!」
年末に本の特集雑誌をまとめて買いました。
今頃ですが、処分してしてしまう前にちょっとだけ抜書き。

「このミステリーがすごい!」は私も今回買うのが初めてなのですが、
国内外138名の投票方式でBEST10を決めています>内訳は末尾に。作家から経編集者・出版社・書店・評論家とプロからアマの方まで勢ぞろい。性格が出ます(^^)v。
個人的には国内3位にランクINした横山秀夫さんのインタビューが載っていて悦。映画「半落ち」の原作者の方で、文庫版になったものしか私は呼んだことがないのですが、警察小説の心理的な部分が味わい深くて好きなのです。
いま一人のインタビューはBEST8の米澤穂信。この人の作品にはまだ触れたことがないです……。
嬉しかった特集は、ミステリー作家53人による「私の隠し玉」。読者へのメッセージや作者自身の予告ホームランとか、なかなか生の声は聞けないので楽しいです。作家さん自身が勧めている本は何かとか、興味深いですよ♪これの出版社版も収録済み。
漫画で言えば、これは雑誌「ぱふ」の漫画家インタビューと同じですね。
一年間の出版リストとサークル案内もついています。
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紫堂恭子「東カール・シープホーン村」上下巻
「辺境警備」と同時期、シープホーン村にマリーアンという少女がやってきての物語。こちらは主人公が幼いだけあって、他2作と比べると可愛いお話です。
マリーアンは両親に甘やかされて育った街育ちの我儘な女の子。親の都合で一端よその家に預けられるも強気な奥さんと馬が合わず、馬車で送られた先の村は……なんと村民全員が動物だったのです。唯一マリーアンが人間として見ることができるのは、孤独な男の子エディと狩人ヒルランド。両親に恋焦がれながらも、姿そのままに優しい羊のデール夫婦に愛されながら、少しずつマリーアンの心は癒され、村の暮らしにも馴染んでいくのですが……。

村の暮らしぶりが、なんといってものどかで可愛いです。子供ながらのまっすぐな気持ちがまぶしい。辺境警備で出てきた、もう一人の英雄の物語とも直結していますよ♪
紫堂恭子「グラン・ローヴァ物語」全4巻
またまた買いなおした手元に置いておきたいシリーズ。いいんです、これは決定版だし!

こちらは「辺境警備」と同じ世界、人間と精霊の物語。
田舎で「放浪の賢者(グラン・ローヴァ)」を騙っては食事と宿を取っていた詐欺師サイアム。ひょんなことから本物のグラン・ローヴァと知り合ったことから、物語が動き出します。世界を動かすという「銀水晶」騒動の渦中の人となってしまうのです。
威厳も何もなくただの人のいいおじいさんにしか見えなかった彼の語る言葉は単純なようで真理。またサイアムを慕う化蛇(パナケア)の少女イリューシアの恋心。サイアムが助けたことによって彼を父と慕うようになった妖魔イヌワラシの子デシ・ダシ。人と精霊との触れあい、人の何が罪悪であるのか、何を選ぶのが最良なのか……この物語の答えは、どう導き出しているのか。


姿がかわりながらも一心にサイアムを慕うダシが可愛くて……(こんなんばっかり)
「世界中全部が生きることを許してくれている」
「許してくれているからこそ……傷つけてはいけないのだのだと、
こんな……こんな簡単な真実をほんとうに人間は忘れずにいられるのだろうか?
 ほんとうに……」
紫堂恭子「辺境警備」全6巻
知らずに処分していて、全巻買いなおし……けれど手元に置いておきたいシリーズです。

都市での女遊びに火が付いて、文字通り辺境の国境に飛ばされた隊長さん。
そこには豊かな自然とのどかな暮らし、今では過去に置き去りにされつつある不思議な悪霊とが相棲んでいるのです。
都出身の真面目一徹・実は酒乱の美青年神官、どれをとっても同じ顔に見える素朴な兵隊さんたち、日々の小さな日常から物語はスタートし、やがてそれぞれの過去、そして国の成り立ちへとつなかっていくのです。


個人的に普段は飾らずすっとぼけながらも、いざというときに一番頼れるいろいろな意味で強い大人な隊長さんが大好きでした。これで20歳の頃は美青年だったというだけで魅力倍増なのは乙女心。例え今が御ひげの中年だとしても。
なんでもさらりと流せる一番大人な人だと思います。逆に年上のはずの背高さんの方が青く見えるときもあるから不思議です。
紫堂恭子「不死鳥のタマゴ」
私が紫堂恭子さんの作品を好きになるきっかけ「辺境警備」「グラン・ローヴァ物語」と同じようなテイストのシリーズです。

舞台は「王党派vs新政府」の内戦がおわったばかりの、田舎町エルダー。
内戦に新政府の一員として参加していた過去を持ちながら、王党派の強い土地に望んで赴任してきた保安要員クリス。かつての戦争のとき、自分を助けてくれたエルダー出身の恩人を見つけ出すために。
しかし赴任早々、彼は妙な生き物をひろってしまいます。
「ちゅん」と名乗ったその生き物は、自分はやがて「不死鳥」になるのだといいはるのですが……。

のどかな田園生活と、人間外の不思議な生き物と、そして人間の起す戦争について同時に描く紫堂先生Worldが好きです。悪霊とされるものも、どこか純粋で可愛くも思えるものも多くて……吸血だこ「ちちち」も可愛いですv
今回のお話では、人の愛を受けて育つのだという「不死鳥ちゅん」の存在のみならず、皆が口をつぐんでいる「内戦」も大きくのしかかってきそうで、今後が気になります。ほのぼのしいギャグも楽しいのですが……主人公クリス、自分にホモ疑惑がかかっているのに全く気付いておりません(笑)好きな子からライバル視されてます。

根が単純なもので
一昨日とある目上の方に、私にとって嫌な趣旨のお言葉を頂いてしまって凄く落ち込んでいたのですが、
その相手から昨日フォローの電話(多分)があってすっかり元気になりました。
単純なわたしです。

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逆転裁判2
やっと終わりました~。
最後の裁判の最後でひっかかっちゃっていたのですが、正に逆転の発想でした。ああ、あそこは「つきつける」じゃなくて「待った」の選択の問題だったのか……。

1で出てきた脇役さんたちもぞろぞろ出てきて、相変わらずキャラが濃かったです。個人的におばちゃん、好きです。何気に事務所隣のホテルの変化とか、事務所内のポスターとか、留置所の看守さんの様子とか、チェックしてみても愉快。

しかし、なんていっても影の主役は御剣さんですね。
最初はびっくりしました……。


ではでは、これから3をプレイし始めます。
GBAはこれがLASTかと思うと、ちょっと寂しい。
ジャンプ 06・07合併号
アイシールド21がふるからーです!
BLEACH……複雑。きつめに感想を。
Dグレ……リナリー!(泣)

銀魂とBLEACHのオリジナルDVDが出るようですが……表紙からいって、一護と日番谷と恋次はでるんでしょうけれど、雛森は出番なさそうだし、いいかなー。



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花とゆめ 03号
ちょっと本のプレビューを一端置いて、花とゆめの感想を。

フルバもアリスもゴールデンデイズもなかなかきつい展開が多かったです。
その中、フルバとスキビのみちょっと続きにて。
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恩田陸「ライオンハート」
男の名はエドワード・ネイサン。黒い瞳、黒い髪。彫りの深い顔立ち。
女の名はエリザベス・ボウエン。灰色がかった碧色の瞳、金髪。
二人は様々な時代で巡り会います、ほんの一時だけ、そして結ばれることなく。生まれ変わり時代をさかのぼり、過去と未来の二人の記憶を共有しながら。時には一方だけが記憶を有し、時には相手を救うために命を落とし、時にはついに邂逅できず、……エドワードの最初の出会いで始まったこの輪廻、やがて疑問を持ったあるエドワードがその始まりを突き止め、そして最後の物語で二人のENDとエリザベスの始まりを迎えます。

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青木祐子「恋のドレスとつぼみの淑女」
時はヴィクトリア。
イギリスのロンドン郊外にある仕立屋「薔薇色」は恋の叶うドレスを創ると評判のお店。
その店主であり仕立て屋である女主人クリスは極度の人見知りをする少女。店番かつ客の応対は華やかで気の強い昔馴染みのパメラ。
二人の少女の所に、貴族の令息シャーロックが妹のためのドレスを頼みに来ます。どうしてもドレスを着ようとしない令嬢フローレンスには何か秘密があるようで……。

最近見かけるヴィクトリア、そしてドレスの華やかさに加え、謎の「黒いドレス」、そしてクリスとシャーロックの距離感もまた興味の的(まだ友人とすら呼べない)。次回作が楽しみです♪
J・D・ロブ「ラストシーンは殺意と共にイヴ&ローク10」
ハーレクイーンの巨匠、ノーラ・ロバーツがもう一つの作家名で送る、近未来推理恋愛小説。
実は一作目の発売より読み続けています。好きです。
ノリとしてはライトノベルとそう変わりはありません。主人公を取り巻く登場人物たちがちゃんとキャラだっていて、会話も場面移動もテンポ良く、そして程よく主人公のラブシーンが入って、最後にはなんとか事件は解決されるのです。
ただ扱う事件が殺人事件であり、性生活が明るく話題に出されるので、やはり大人世代の読書をお勧めします。ボリュームもあるけれど前述の通り流れがいいので軽く読めると思います。特に主婦。

舞台は近未来。
そして主人公はニューヨーク市警のやり手警部補、イヴ。
過去に暗い傷を負った彼女は犯罪を強烈に憎んでいて、ある事件で世界一の大富豪ロークと出会います。彼もまた、過去に傷を負っていたのでした。同じように痛みを持っていた二人は次第に惹かれあい、イヴの反発もなんのその、事件を重ねる毎にロークの強引なアプローチに徐々に距離は近づいていき、ついには結婚します。勿論、イブは仕事優先なのは変わらず。
実を言うと、二人の恋愛も一方で楽しんでいた身としては、結婚してしまったらこのシリーズもつまなくなるかと思っていたんですがとんでもない。もうアツアツ濃厚カップルぶりを堪能させて頂いております。
自立心が強く仕事第一でロークに頼るのを良しとしない、女として自分を飾ることに欠片も興味のない野性味あふれるイヴも、財力も知力も体力も全て兼ね備えた包容力のあるけれどイヴには甘いロークも、どちらも魅力的です。
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東野圭吾「さいえんす?」
作家東野圭吾の短編エッセイ集。
理系人間としてのこだわり、そして新古書店、万引きによる出版業界の衰退について熱く語っています。……いいえ、それだけではないんですが一番熱く感じました(笑)。
理系人間として文系人間に感じる苛立ち、などは面白おかしく拝見しました。覚えのあることもあって苦笑い…そのトリックが非科学的かどうか、確かに重要視はしていないかも。最終的な結論が文型人間は「まず自由に発送すること」が得意で、理系人間は「一つのことを探求すること」が得意ということでほっ。持ちつ持たれつでお願いしたいものです。
出版業界の危機に関してですが、好きな本は買うものと思い万単位の出費のある私には痛い脛はないのですが、やはり万引きは大反対、危機は感じます。ただそれだけでなく「買いたいと思わせるだけの物を創らなければいけないのかもしれない」とある作家さんの文章もまた心に残っているのです。
東野圭吾「変身」
脳移植された人の心は、本来の持ち主のものか、それとも移植された持ち主のものか。

平凡だけれども優しい青年成瀬純一。
ある日少女を発砲から助けようとして自ら撃たれた彼は、何故か目覚めることが出来た。世界初の脳移植の成功患者として。
けれどそれから彼は少しずつ変わり始める。
あんなに好きだった絵よりもピアノを、穏やかさよりも攻撃性を、そして愛する人に対する心までも……自らも自身の変貌を自覚しながらとめられず、あがく彼に最後に支えになったもの、そして選んだ道は……。

犯した罪が重く、泣きそうになりました。あんなに優しかった主人公が変わっていく姿は辛かった。ほんのかけらだけ遺された本来の彼に、遺せたものがあってよかった……。
梨木李歩「りかさん」
からくりからくさ」の番外編。

幼少期の蓉子と「りかさん」の出会いと不思議な事件。「からくりからくさ」の「りかさん」は女4人のつなぎ役としてのイメージがありましたが、若い頃の「りかさん」は大活躍です。「人形」に対する深い愛情と歴史の伝わる物語です。
そしてマーガレットの子供「ミケル」と紀久の物語。ある意味一番女らしい紀久の抱える修羅はまだ昇華しきれていなかった。けれどそれは鬼子母神のようなもの。……乗り越えた二人の絆。「ミケル」視点のふわふわしたモノローグが、それを確かなモノだと伝えてくれるでしょう。
加納朋子「虹の家のアリス」
「螺旋階段のアリス」の続篇です。
脱サラした私立探偵仁木順平と、押しかけ美少女助手安梨沙。
持ち込まれる事件は大きなものではないが、とても身近なもの。人の心の微妙な心理、優しいものも哀しいものも……心を暖かくしてくれます。6つの事件の中でも個人的にママさん世代予備軍としては、表題「虹の家のアリス」がお気に入りです。
安梨沙ちゃんの才覚もさることながら、このシリーズで一番大きいものは仁木さんの……「父親」として人間としての懐の大きさなのではないかと思います。最後の安梨沙ちゃんに対する助言、思いもつかないものでした。けれどよかった。またこのシリーズに再び会える時があるといいなと思います。
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