漫画・アニメ・書評から日常の愚痴まで、思いつくままの日記です。
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瑞山いつき「マギの魔法使い 若獅子は片恋中!」
「君と一緒だと、ぼくはどんどん愚かになっていく」反ウィザード組織“真実の星”に捕らわれたエメラルドは、そんなウォレスのことが気になって仕方ない。だが組織の幹部カルロスに、打倒ウィザードのため協力してほしいと頼まれ、困惑する。一方獅子の一族の若長ラグナは、エメラルドへの想いを抑えきれなくなって!?「逃がしてやる。だから―俺様の側にいてくれよ」この世界の真相も明らかに!?必読のクライマックス直前巻。

って、もうクライマックス直前?
いや、真実の星が出てきてウォレスが恋を自覚したあたりで物語は大きく動いたわけですが、「転」だったのですね。てか、物語畳むの早くないですか!?ずるずる引き延ばすよりいいですが。
カルロスがなかなか良い性格していて素敵でした、でも付き合いたくはないです。
またラドの師匠となったチスティもラド張りの科学狂な割りに、可愛いところがあって、ラドまで可愛く見えてきました。耐性がついてきたのかも。
タイトル通り、ラグナとウォレスのエメリィを巡っての攻防が多くてなかなか楽しめました。
ハルベルトの秘密も分かったところで。
ラグナの組織も動き出し、いよいよ次はラグナのターン!
……で、最終回、なんでしょうか。


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船戸明里「アンダーザローズ」4
19世紀初頭。貴族が貴族たりえた最後の時代。
ロウランド伯爵家の貞潔な家庭教師レイチェル。
彼女は、次男・ウィリアムの纏う暗く冷たい闇に絡めとられ、諍うかいもなく、幾度も幾度も辱められる。
背徳の罪に絶望し、闇から逃れるために更に深い暗黒の淵に没しようとするレイチェル。
だが、彼女は知る。
ロウランド家の闇は、ひとりウィリアムのみが纏うものではないことを……

上手く表現しますね、裏表紙。
レイチェルとウィルの対決は、ロウランド伯爵とアンナ夫人のすれ違いに端を発していて。
前の巻でコレでもかとレイチェルの潔癖さを見せ付けたのは、この対決が待っていたからですね。
神を信じ愛を信じようとするレイチェルの希望が、一つ一つ消されていく。
でも読者には、否定された愛はそこにあると見えている。
もう、どろどろです。だけどこの決着が付くまで目が離せない……


船戸明里「アンダーザローズ」3
19世紀英国、ヴィクトリア朝の時代。
ロウランド伯爵家の子供たちの家庭教師に迎えられた牧師の娘・レイチェル。
彼女を待ち受けていたのは、貴族の館での苦悩の日々だった。雇い主であるロウランド伯爵の愛人関係、次々に女中を誘惑する長男からの誘惑…。
しかし、そんな試練もすべて神が自らに与えたものと受け止めたレイチェルは館の古い価値観に立ち向かい、次第に教え子たちの心をひらいていく。ただ一人を除いては……

レイチェルの牧師の娘であるが故の敬虔さは、人に押し付ける団にはちょっと……と思いましたが、子供たちと打ち解けていくシーンはそれぞれ良かったです!伯爵に奥様がなぜ冷たいのかもわかって納得。そして永久的なものでないことも。
いっぽう、ウィリアムの心の闇も徐々にみえてきたら……こうきますか!ここまでやる漫画とは思っていなかったので衝撃は大きかったです。



とりのなん子「とりぱん」
自宅に餌付けした「野鳥」を中心に、作者の日々のことを綴ったショート漫画集。

なんていうか、大事に日々を生きている人だなあと思いました。
緑の近くに住んでいらっしゃるのと、会社勤めではなく家族と暮らしているからこその時間もあるでしょうけれども、自然や動物とすごすエピソード一つ一つが、身構えていなくて優しい。
こんな暮らしが、こんな視点で周囲を見ることが出来たらいいな、とあこがれてしまうようなスローライフです。


宇仁田ゆみ「うさぎドロップ」2
一巻から引き続きの30独身男ダイキチと、祖父の隠し子りん6歳の子育物語。
表紙のりんちゃんがちょっとおおきくなってるのがいい。

りんちゃんが大きくなって小学校に上がる話がでたりとか、成長を伺えて微笑ましいのですが。
なんといってもこの巻では終に謎だったりんちゃんな母親が判明。
まさこさんのところに乗り込んでいくダイキチですが……

……正直ダイキチ視線だったからかもしれませんが、私もいらいらしました。
話が続けばまた印象が変わるのかもしれませんが。

宇仁田ゆみ「うさぎドロップ」
「おれんち、来るかァ?」
享年79祖父の葬式で、祖父の隠し子りん6歳の存在を知ったダイキチ30歳祖父似。自分の家族を含め引取りを拒む親戚の話し合いに腹を立てたダイキチは、衝動的にその場でりんに声をかけ自分が育てると連れ去ってしまう。
そして独身男の初めての子育てが始まった。

いや、リアルでほのぼのします。
現実的というか、いろいろ子育てに関することもそうですが、シゴトを抱えている独身の男性が子供を持つ上での職場での反応とか、実際に考えなければいけないことで、身構えず戸惑いながらも一つ一つクリアしてりんちゃんとの絆を深めていく。
親戚だって取り立てて悪意がある人たちというわけではなく。
熱く感動的に盛り上げようというのではなく、静かに流れていくのが心地よい話。


谷瑞穂「伯爵と妖精 すてきな結婚式のための魔法」
数々の障壁を乗り越えて、やっと結婚式を迎えることとなった妖精博士のリディアと妖精国伯爵エドガー。歴代の青騎士伯爵の結婚式に必ず招待しなければならないという5人の妖精から祝福を受けたが、実は6人目の妖精がいて、「結婚式など台無しにしてやる!」と宣言されて!?昔、エドガーと何かあったらしい少女も現れて、雲ゆきはどんどん怪しくなり…。二人の結婚式、何かが起こる。

伯爵と妖精シリーズ。
間の感想はあきらめて最新刊。
ついに結ばれました、リディアにエドガー。来るときはわりとあっさり来るのですね。「コラフェリ」のときと同様の感慨が……
今回は事件といっても結婚式のお祝いのようで、終始ほのぼのと見守れました。
逆に周囲のカップリング具合も盛りだくさんでそちらも楽しめます。逆に彼女は出ませんでしたね。ケルピーとくっついて欲しいところなのです。
まだまだ不安要素はあるけれど、リディアとエドガー二人で乗り越えていって欲しいです。
今後エドガーの台詞がどう甘くなっていくかも楽しみ♪セクハラじみそうですが……


伊東京一「バード・ハート・ビート舞姫天翔!」
チビで目つきの悪い少年テオの夢はここ、巨鳥が棲む渓谷の国ラビーヌで競鳥騎手になること。だが現状は、空を翔けては落っこちて幼なじみのララにからかわれてばかり。ある日、愛鳥を駆るテオが出会ったのはケガを負った大バトと異国の少女リーン。初対面で突然蹴られて鳥を奪われかけたのに、放っておけないテオは彼女を町へ連れ帰る。やがて「どうしても天都へ行く」と言い張る彼女を送り届けることになったテオは!?大空を羽ばたく恋と冒険のファンタジー。

爽快な少年漫画の王道!…小説ですけれど。少女小説そいうジャンルはあってもこの場合どういうんだろう。
再び空と少年少女の逃避行。
ただしラブ度は低め、競鳥にあこがれる少年テオはまだまだ「ガキ」で彼の成長物語でもあるかも。……このあたりがジャンプみたいな少年誌の王道モノみたいで、まだまだ続きが楽しみです・
今度は空といっても断崖絶壁が何万と連なる渓谷の国。そのため交通手段である巨鳥である。……これが怪鳥ではなく、姫笠ツグミやら大バト蛍コマドリ白チョウゲンボウ鬼ガラスなど、私たちの身近の鳥の名前を使っていて、彼らが大きくなった姿を想像すると微笑ましい。……車やヨットのレースがあるように、巨鳥のレースが出来るのも分かるし、渓谷を飛び抜けるスピード感溢れる姿も想像にたやすくて。
国を巡る陰謀もちょっとありそうですし、続刊が楽しみです♪

犬村小六「とある飛空士への追憶」
「美姫を守って単機敵中翔破、1万2千キロ。やれるかね?」レヴァーム皇国の傭兵飛空士シャルルは、そのあまりに荒唐無稽な指令に我が耳を疑う。
次期皇妃ファナは「光芒五里に及ぶ」美しさの少女。そのファナと自分のごとき流れ者が、ふたりきりで海上翔破の旅に出る!?
...圧倒的攻撃力の敵国戦闘機群がシャルルとファナのちいさな複座式水上偵察機サンタ・クルスに襲いかかる! 蒼天に積乱雲がたちのぼる夏の洋上にきらめいた、恋と空戦の物語。


とある読書ブログさんのおすすめで入手してみたのですが……
さわやか!

凄くキラキラとしたガラスのようにきれいな初恋物語でした。
身分の差のある少年と少女、二人きりの旅路、追手に追われ、つかの間の休息、そしてラスト……何もかも王道なのに、もう展開は読めているのに、それでも惹かれてしまいました。それが王道の強み。安心して読める。
惹かれあうようになる二人の、お互いへの敬意に満ちた心の距離の縮め方。
そして洋上の旅路での美しい光景は、戦いのシーンでさえ、あくまで複数の敵から「逃げる」ことを前提としているので生臭さを感じないでスリルとヒーローの技術の素晴らしさを味わうことができます……観ていて映画のように心の中で飛行機の姿を思い浮かべながら読んでいました。
圧巻はやはり二人のラストシーン。
映像化で観たいような、自分の心のなかで浮かんだこの光景を大事にしたいような、……
そしてエピローグがまた心憎いんです。
私にとっては、過不足なく完成された物語です。
何度も読み返したいのではなく、宝物として大切にとっておいきたい本。

「ローマの休日」を彷彿とさせるところもあり……とこの記事を書くためにアマゾンさんにいったら作者さん本人が「『ローマの休日』 」+「『天空の城ラピュタ』 」を意識していたと書いてありました。なるほど。あとがきがないのでこの作品に対する作者さんの意識が分からなかったので、知ることができてよかったです。
ご不満な方の意見も分かりますが、「物語」として楽しめたものがち、かな。



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