漫画・アニメ・書評から日常の愚痴まで、思いつくままの日記です。
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--/--/--(--) --:--:--| スポンサー広告| トラックバック(-) コメント(-)
≪リンの谷のローワン≫シリーズ
忘れないうちに、児童文学の本を一つ紹介。
先日のハリポタの記事でちょっと触れたのですが、私が大好きな児童文学のシリーズの一つに「ローワン」シリーズがあります。

ハリポタが日本上陸して以来、出版業界ではちょっとしたファンタジーブームが今も続いています。海外でも新作の発掘に力を入れていますし、また日本でもそれらの作品をどんどん輸入しています。ファンタジー好きとしてはハリポタさまさまです。ハリポタ自体すきなのですが、このハリポタ効果にはそれ以上に恩恵を預かっています。このローワンシリーズも、オーストラリアで最優秀児童図書賞を受賞したのは1993年、日本語訳版が発売されたのは2000年。ハリポタが日本でヒットしたのが1999年のことだから、やはり効果があったのかなーと思います。

舞台は異世界。
魔法や竜は存在するけれど、主人公はバクー(羊のようなもの?)飼いの少年で、舞台になるのは彼のいる小さな牧羊と農業の村。
ハリポタと同様、主人公ローワンの成長物語でもあるのですが、ハリーと違って最初から特別な才能をもっているわけではなく、むしろ臆病で内気な彼は村では厄介者扱いで、誰にでもできる仕事=バクー飼いをさせられているのです。誰よりもバクーの信頼を得ている彼なのですが、勇猛果敢を良しとする村では、これは認められない才能なのです。
その彼が、臆病であること=慎重であることを生かして、村を襲う数々の危機に、最初は無理矢理、そして段々と進んで立ち向かっていき、あるがままの彼か徐々に周囲に認められていく、そんな物語なのです。

魔法や竜は出てくるしとても魅力的なのですが、この作品の本当の魅力はこの主人公の成長にこそあると思います。この作品には、個々人の性格に優劣を決めません。様々な立場、様々な属性、様々な性格の人たちが集まって協力し合い、初めて社会を築いて大きな力となること。個人に限らず、民族でも、また、ひいては世界でさえも……食物連鎖のように。一作ごとにローワンの世界は広がっていきます。

児童文学だけあって、ハリポタの読める方なら簡単に読破できると思います。
ページ数もそんなにないですし、ファンタジー好きの方なら是非、読んで欲しいシリーズです。

肝心なことを忘れていましたが、日本語訳版の表紙は佐竹美保さん。この方は先日宮崎駿氏によって映画化された「ハウルの動く城」の作者、ダイアナ・ウィン・ジョーンズの別シリーズのイラストも描いています。活字倶楽部04夏号のイラストレーター特集ではインタビューも乗っています(嬉しかったですvv)。やはり表紙は私の購買原因の一つなのでした。

現在、シリーズは5作まで。早く続きがでてくれないかなv
「ローワンと魔法の地図」
「ローワンと黄金の谷の謎」
「ローワンと伝説の水晶」
「ローワンとゼバックの黒い影」 
「ローワンと白い魔物」
Amazonのリンク表示がうまく出ませんが、作者はエミリー・ロッダ、訳者さくまゆみ、挿絵佐竹美保、出版社あすなろ書房。詳しいことは、是非リンク先でご覧になって下さい。

 
http://www.asunaroshobo.co.jp/home/series/rowan/
あすなろ書房 ローワンシリーズのページです。

もう一つ、児童文学でもっと詳しい内容までフォローされているブログさんを発見したのでトラバさせていただきましたv訳者さくまゆみ様の講演会にも出られたようで、うらやましい限りです(^^)  
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/2266804
スポンサーサイト
コメント
この記事へのコメント
ローワンシリーズおもしろいっす!
全部読んだことある。映画化されないかな~
2006/01/23(月) 19:19:37 | URL | SA-X #-[ 編集]
こんにちは!
ほんとですよね!
ローワンの谷の映像は、綺麗でしょうねvv
5巻発売の際のあとがきには原作続刊の話の欠片も無かったので、他にもシリーズを抱えているという作者の方が、ちょっと書く気になってくれるといいなぁと期待しております。
各巻完結してるので、そんなに危機感はないのですが。
2006/01/24(火) 10:23:34 | URL | しい(管理人) #-[ 編集]
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック

 夏休みに住んでいる区の社会教育館にて、ファンタジーに関する講座を受講しました。
2005/07/19(火) 16:31:17 | ほのぼの文庫
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。