漫画・アニメ・書評から日常の愚痴まで、思いつくままの日記です。
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鋼の錬金術師 11巻
本屋に買いに行きました♪

……そうしたら既にコバルト文庫が発売されていて、コーラスとFLOWERとガンダムAと別冊花とゆめを立ち読みしてきました。やられた、という感じです(?)
まずはネタバレ感想から。
月刊誌の方で既に読んでいるので、大まかですが。

そういえば、この帯でポストカードがあたるんですよね。
どうしようかな……カード系のグッズは特に集めていないし。

まずはカバー裏から。
真理は扉の向こうで、母に隠れてこっそりエロ本チェック。どうやらお年頃の男の子のようです。本編はあんなにシリアスなのに、こうしてあちこちでギャグにされているのでなんだか親しみが沸いてまいりました、真理くん(既に名前と化している……)。巻末4コマでエロ本に喜んでいるエドと一緒で、微笑ましいというか……。裏背表紙、今回亡くなったのは銀の錬金術師、くるくると天に召されていました。ちなみに裏表紙はアルのマリリン版。スカートがまくれあがっちゃうのをアルの前掛けで表現してましたね……いや、はーとまーくつけなくていいから。兄さんのお約束台詞「おーもーれつー」がいかにも棒読みでステキです。
ガンガンのコミックスのこのサービス、大好きです。

気を取り直して11巻、前巻の大佐vsラストぐらいから、一気に物語が動いてまいりました。この巻から、一番謎の人物ホーパパ、エドと接触です。
何年経っても姿が変わらない、また人造人間たちの「お父様」と姿が似ている、これから人造人間たちの起こすことを把握している、などいろいろ未だに謎のお方です。人造人間の一味なのか、「お父様」本人か、それともその動きを知っている別の一派か。……人造人間の起こすことをとめるつもりがない→国が滅びかねないからピナコに逃げろといい、拒否されればしかたがないとほうっておく……あたり、今のところ、どうにも「お父様」ぽいのですが、ちょっと口調が違うんですよね。
今回エドに「逃げた」と諭したり、兄弟の事でばっちゃんに頭を下げたりと、親としての情は濃く魅せてくれるんですよね、ホーパパ。ただ、家族愛をみせながらも、こうやってピナコをあっさり切り捨てるところ、根は冷たいのかもしれないです。とりあえず、裏のことをいろいろ知っているのは確かで。
今回パパがエドに示唆した(わざとですよね?)人体練成の結果に付いて、1巻からここまで兄弟たちが背負ってきたものが一気に覆ってしまうわけです。
すごい。

エドは今回、大きな変貌を見せました。前の巻で東方に行ったときの決意の結果でもあり、ホーパパと会ったことが契機でもあるわけですが。
最大のトラウマである過去と向き合おうとするとき、痛む筈のない機械鎧の右手がずきんとする表現にぐさりときました。夢の中で言われたように、エドにとってこの右手こそがアルを練成した罪の証だったのかと。そして、それでも吐いても膝をついても、過去と向き合おうとするエドの姿はすさまじくつらく、そして強かった。そしてこの状況で、希望を掴み取るエドは、凄いと思います。
エドは、アルを元にもどせる確信を得ました!
そもそも人造人間と賢者の石の設定からしてアニメとは全然違うのですが、原作のこの理論も凄いと思います。
母を練成しようとしたシーン、病院でのアルとの喧嘩のときに出てきたエドの知らないアルの記憶、そしてバリー、ましてや兄の控えめな身長ことさえも皆この結論に至るための布石だったかと思うと、本当に凄い。母と思われたものの髪の色、最初から黒で表現していたのはこのことだったんですね。そして、アルの記憶がなかなか戻らなかったことも、一つの謎カケだったわけで。
あの時練成されたのは体に入っていたのは、アルだった。
そして、アルの魂と練成で創り上げた人体との拒絶反応で、あの体は死んだ。
……つまり、二人は母親を二度死なせたわけではなかった。
ずっと二人が、そして同じ過去をもつイズミ師匠にとって、ずっと背負ってきた罪の一つが、今なくなったわけです。
それは、二人が……エドが5年間苦しみ続けて得た答え。
エドの身長が小さいのもよく寝るのも、アルの肉体の分を補っているのではないかという明るい推測に、希望がはっきりと見えてきて、良かったです。

アルは、今回、今までストーリーであえてふれられていなかった、存在の危うさがはっきり描かれて良かったです。「創られたもの」としての存在の不確かさへの不安は病院でつきつめましたが、「鎧の体についてのデメリット」、血印によってのみ命がつなぎとめられる不安定さ、拒絶反応による時限爆弾、そして何より、痛みも空腹も何も感じない、孤独な体。今まで言葉では事実としてあげられたけれど、アル自身の苦しみとしては描かれてしなかったので。
「もう……一人の夜はいやだよ……!!」というアルの顔が、光の加減でまるで涙の跡のように光っていて、切なかったです。
そして、アルはアルで、大佐と共に人造人間と戦った結果、エドと同じ結論に至ったわけです。
「もう誰も巻き込みたくない
 周りの人を守れるくらい強くありたい
 もう誰一人失わない道を進んで身体を手に入れる」
この言葉、クセルクセス遺跡でエドが辿り着いた結論と同じで。あえて初めての別行動の結果、それでも同じ言葉を導き出した兄弟のつながりが凄い。

そして、今まで二人の罪について描かれてきましたが、これからは一気に人造人間と賢者の石、そして元の身体へ解決へとむけて加速しそうです。

ウィンリィは今回アルの側にいたのですが、エドの苦しみも、アルの痛みも、それぞれ受け止めてくれる存在なのだとつくづく思いました。以前エドのために泣いたように、今回アルの孤独について代わりに怒り、泣いてくれて救われた気がします。またこれからは両親の仇である、スカーとの問題が控えているのですが……まだここでは秘密です。

一回の登場でスカーに倒されてしまった銀の錬金術師、キャラクターといい、スタイルといい、惜しい方を失いました……。

リンの事情も明らかになりましたね。本当なら関わらずに済んだ問題ではある、ある意味第三者的な存在なので、動きに注目です。ここにきてこんな重要人物が出てくるとは。はやくメイ・チャンとも合流してほしい。

大佐は今度はハボックのために動き始めます。つくづく人情派です。
ハボックが大佐にタメ口きいたり、ヒューズ准将を口にだしたり、ブレダが「ハボ」呼ばわりしていたりとなかなか美味しいです。

最後は、エルリック兄弟、大佐一家、リンたち三者の共同戦線が、いよいよ始まります。次巻は多分まるまる戦闘になるのではないでしょうか。楽しみです~~。
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