漫画・アニメ・書評から日常の愚痴まで、思いつくままの日記です。
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「彩雲国物語」シリーズ
1日発売と銘打っておきながら前日発売なのを忘れていました、
角川ビーンズ文庫。

この文庫は私の目下のお気に入りで、いわゆる少女小説のファンタジー版。
かつてコバルト文庫で求めたものがここにある感じです。
しかし昔と違って文庫も種類も増えたためか、なかなか書店に数を仕入れなくなりましたね……
昔は平積みで置いてあったのに、今ではよくて2冊ずつです。
勿論、都心部は違うのでしょうけれど。

そんなわけで発売日にうっかり書店チェックを怠った私は、
近所の市内で一番大きい本屋で在庫を発見できず、
捜し歩いているうちに、とうとう市を三つまたいだ実家近くまで行ってしまいました。県庁所在地なので、ちょっとは大きな本屋が数あるのです。

この「彩雲国物語」シリーズは、女性初の官僚を目指す女の子のハナシです。ちょっとだけ中国に似た雰囲気をもつ空想の国、彩雲国。登場するのはどれもステキな人ばかりで、それぞれの恋愛事情も家族愛も友情もとても楽しめるのですが、何より私が惹かれたのは、主人公の仕事への熱意です。女性が働くというのはどういうことなのか、政治とはどうあるべきか、いつも彼女は必死で前に向かって進んでいます。彩雲国は10年前の政権交代の際にかなり国が荒れ、まだ記憶も生生しい主人公他の人々が頑張っている、そんな国なのです。……もちろんファンタジーなのですが、私が仕事を始める前に出会っていたらもっと前向きでいられるかなと思わずにいられませんでした。

現在副題にして7作刊行。
「はじまりの風は紅く」
「黄金の約束」
「花は紫宮に咲く」
「想いははるかなる茶都へ」
「漆黒の月の宴」
「朱に交われば紅」
「欠けゆく白銀の砂時計」
今回で終了かと思っていたら、彼女の道はまだ先が長いようです。次は何色でしようか♪

  





彩雲国物語(欠けゆく白銀の砂時計)
 

彩雲国物語(欠けゆく白銀の砂時計)

著者:雪乃紗衣
出版社:角川書店 
本体価格:457円


そんなわけで今月の新刊、
前回で特例措置として州牧となり、荒れる茶州に乗り込み、なんとかまとめあげた秀麗。今度はなんとかその短い任期中に、茶州の建て直しを計るめたの案をもって王都貴陽に乗り込んできました。出立したばかりの時は、まだ仕官したてで守られる必要のある子供だった彼女は、戻ってきたときにはすっかり「官吏」の顔となっていて……。

前回の朔の死に、大きく心を動かされた秀麗は、ますます恋愛に距離をおくようになって、王様の秀麗への思いは一層険しくなってしまって、気の毒。それでも王としての孤独に耐えつつ、それでもその特権を使って秀麗を縛ろうとせず、あるがままの彼女を見守る劉輝に……大丈夫、何たくらんでいるのか知らないけれど、きっと成功するよ!といいたくなります。意外だったのは、静蘭です。割とあっさり身をひきそうな感じで……。
終盤、官吏としての能力と紅一族を動かす力と世間に広め、そして人間的魅力を加えて美しくなった秀麗はもてもて、見合い話の嵐となりました。しかし保護者たる伯父さん二人は、その候補から一番身近に居るはずの王様と静蘭をばっさり切り捨てます。いわく、秀麗をつぶすもの、と役に立たないものとして。容赦ないですね……王様はそれでも遠大な計画があるようですが、静蘭は……どうするのかな。秀麗パパのように、二人を守るための影になるかも知れないなー、と予測を立ててみたり。
ちなみに、今回の秀麗の見せ場は、王さまや大貴族である伯父・元上司たちにある意味可愛がられて現在の地位を得た秀麗に対する反発の強い工部に乗り込んで、呑み比べで根性を見せることによって落す場面です。能力としては自分はまだまだ、ただこの案件に対する根性だけはまけられない、と身一つで乗り込む秀麗が好き。頑張れ!
そして今回の笑いどころは、かのつかみ所のない藍龍蓮に、その言動も外見も構わずに……いやむしろそれを尊敬してお近づきになっちゃった克です。前の巻までは、単に性格が人が良いだけに見えていたのですが、奥が深かった。(いやーーーっっっ!!)という秀麗の反応が笑えます。(共通点といったら人類くらいしかない)。そこまで……しかし誰もが逃げ出した龍蓮の笛に感動するとは。
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