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ダ・カーポの「朝日新聞」の特集に寄せて
たまたま行った書店で、面白そうな表題の載っている雑誌を発見。
購入してみました。320円。

ダ・カーポ565
日本の新聞が危ない!
「大「朝日」が沈む」

ちなみに我が家の新聞は旦那の主張により、結婚以来読売新聞です。
……朝日か日経とりたかったのにな……しかし一度地団駄を踏むと絶対ひかない人なので、それほど意見を押し通すこともないとこちらが譲りました。前は職場で読むことができたのでまあいいかな、という面もありましたし。
読むときは社説もチェック派の私にとって読売新聞は、こんな意見もあるのだという面ではとても勉強になるのですが、……政治面の論調がgogo(!?)の時があるもので……ちなみに芸能とかスポーツ生活面は、力が入っていて面白いと思います。
しかしある意味新聞といえば朝日、というのはこれも一種のブランドみたいなものですね。私の中ではジャーナリズムとしては朝日、総合情報誌としては読売、地域情報として地方新聞というもやもやイメージがあります。

ダ・カーポのこの特集では、新聞の仕組から最近の各誌の傾向、朝日の問題点まで、アンケート結果あり、座談会あり、記者の特集あり、寄稿ありとバラエティに富んだ様々な角度から取材してあり、わかりやすい言葉でとてもとっつきやすかったです。
しかしいろいろ特集がされている中で、今の私の心情と近いと思った記事が
「日本の新聞の最大の問題点は、新聞論調の一方向化だろう」の記事です。

この記事の中で、かつて自衛隊宿舎にイラク派兵反対のビラ配りをした市民団体の方が逮捕・75日間拘留された事件があり、その事を問題視したのは朝日新聞のみだったという点について触れられていました。
……このことはよく覚えています。テレビ番組のニュース比較のコーナーで取り上げられていたのを見ました。当時はイラク派兵について大いに議論がなされた頃。しかし、司会者も言っていた通り、反対ビラを配っただけで拘束とは、これは政府に都合の悪い意見だから言論統制したと受け止められて不思議でない事件です。当時の政府の行動はともかく、そのときは真っ向から批判したのは朝日だけだった事実にびっくりしました(私の贔屓の原因?)。
このように朝のニュース番組では、新聞各誌の紙面を使ったニュースの比較報道をよくしています。一つの事件についての取り組み方の違いをあげているのが、様々な視点で問題を捉えることができて面白いです。また私自身このように各誌に独自の取り組み方があって欲しいと思っています。特に私はジャーナリズムにはやはり政府を擁護するのでなくこの件に関する朝日のように「権力に対するチェック機能」はもっていて欲しい。勿論、逆に全紙面が批判のみになるのも異常に思えますが。贅沢でしょうか、でもこのバランスは大事だと思うのです。ところが最近、どの新聞の紙面も変わらなくなってきた、というのです。報道に客観性は必要です。けれど、ただ事実を並べるだけならば、速報と変わらない。ジャーナリストとして伝えたいものがあるからそこその新聞ではないでしょうか。

私達一般の人間は、様々な情報の提供者から情報を集めることはできますが、生活がある以上、実際に現地で情報を収集できるのはやはりプロに頼らざるを得ない部分があると思います。賄賂だの癒着だの捏造でジャーナリズムの信用性が落ちていく一方、それでもまだまだ影響力をもつのが新聞というもの。
かつて日本の国民を戦争へ駆り立てた戦中の新聞と同じことはして欲しくないと思います。……報道が政府より一辺倒になると、どうしても言論統制された戦中日本を、そしていくつかの国を連想してしまうんです……もっとも現代では報道全てを信じるということもないでしょうけれど。

他、ダ・カーポで面白かった記事は……全国で一番新聞をよく読むのは秋田県、ワーストは鹿児島というアンケートでした。同じ東北圏の青森がワースト2位なのにすごいぞ、秋田。ちなみに私のところはどちらからもBEST10圏外でした。
ダ・カーポは朝日よりらしいです。
なるほど。
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