漫画・アニメ・書評から日常の愚痴まで、思いつくままの日記です。
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茅田砂胡「クラッシュブレイズ」
クラッシュブレイズの新刊をゲットしました♪

この作者との出会いは、「恋愛遺伝学講座(現・桐原家の人々)」シリーズだったのですが、とにかく彼女には設定が萌える作品が多いです。この「恋愛~」等は、ある一家族の家庭事情を明らかにするだけで単行本4作になりました。
代表作は「デルフィニア戦記」「スカーレット・ウィザード」等で、この「クラッシュ・ブレイズ」とその前身である「暁の天使達」はいわば二つのシリーズの美味しいとこどりの番外編のようなものです。
主人公はいずれも人並外れの能力をもっていて、その能力で物語を引っ張っていくのですが、実は主人公苦労系の好きな私はその点はちょっと苦手です。戦記ものは「アルスラーン戦記」とかの方が好きかも知れません。茅田砂胡さんの作品は「王と王女・妃」と「王と女王」の物語なので、ある意味華々しくて当然なのですが、主人公を褒め称える描写が多いんですよね。
けれど登場人物はすこぶるつきに魅力的です。相変わらず伏線を張り巡らせて解いていく手法も凄いと思います。
このシリーズの中では、トロワを思い起こさせるヴァッツとか、海賊王ケリーとかお気に入りです。でも一番のお気に入りは、「暁の天使」になってから出てきたダン・マクスウェルでしようか。常識人かつ一般人であるがゆえに主人公達に振り回され馬鹿にされている彼が愛しいです。同じ理由でアーサーも……しかしすっかりダンディ好みになりました、私。 

今月の新刊は「クラッシュ・ブレイズ ヴェロニカの嵐」
詳しい感想は続きにて。
15少年漂流記・クラッシュブレイズ版。

見知らぬ惑星に取り残されてしまったリィ・シェラを含む12人の少年少女たち。
助けはいつくるかわからない中、機械文明に慣れきったせいで川の水を飲むことさえ躊躇いを感じる子供達を、リィとシェラは持ち前の野生能力で守り導いていく……。ある意味サバイバル生活が今回の目玉ですね。
おそらくテーマの一つであるのは、自らの宗教のため人工物以外のものは口にできないチャーリーの問題です。子供達の一人である彼は、この野生のものしか口にできない状況でかたくなにその意思を貫き通そうとするのですが。相手の宗教を尊重するリィたちの姿勢は好感がもてますし、許す導師の言葉も温かいと思います。ただこの純粋な信仰心に対し、政治が絡んでくると……悪役の悪役ぶりがわかりやすく、この結末は、かなりすかっとするかと思います。
見せ場の一つは、ダンの息子ジェイムスを守るリィの活躍です。ジェイムスは余りにも普通の少年で失敗を重ねるのですが、それらをことごとくリィがかばい、自分が傷ついていくのです。ジェイムスのためというわけではなく、自分の大事な相棒・ルゥの大切にしている子だから、という理由なのが壮絶です。なんだか親子揃ってルゥとリィに頭があがらなくなっていくマクスウェル家でした。個人的には、自分のためにリィが深く傷ついたことに打ちのめされる息子にダンがかけた言葉がお気に入り。 
息子にリィに何回助けられたかを質問し、
「それならお前はこれから先、少なくとも4回、ヴィッキー(リィ)のために命がけで働くんだ。……それをご両親に約束できるか」
遠慮するリィの両親には
「ご子息が示してくれた厚意は並大抵のことではありません。息子にはその厚意に応える義務があります」
父親、らしいそして前向きな台詞です。そしていかにもダンらしい。
こいういこと、さらっと言わせちゃうのはステキですね。
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