漫画・アニメ・書評から日常の愚痴まで、思いつくままの日記です。
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「ガンダムSEEDDESTINY」4巻 示される世界
前半部分は実際見ていないのですが、それでもかなり説明が加わってようやく解明できた部分もやはりあります。

かなり私見の入ったアスカガ部分は続きにおいておいて。



アスランは揺れ動く立場だったから、心情が文章で書かれると納得できる部分も多かったです。
シンとキラの戦いに対するアスランの構え方とか。
……キラの方が強い、キラはシンを殺さない、だから大丈夫。
特にシンの変わりよう=議長のやり方に疑念を抱いてからのアスランの心の動きは、テレビだけで表すのは難しかったのでは。というより小説、うまいなァト思います。(実際観ていない部分なのですが)。議長の言葉ひとつひとつに反発していき、キラの評価に対して爆発するあたりが。ちょっとはっとしたのは、シンの姿。新しい機体を与えられて喜ぶシンに、過去の自分を重ねていたのですね。
微妙な反応だった、シンに追撃される際の「彼らの言葉はやがて世界を殺す」、シンがめちゃくちゃ困惑していて笑えます。うん、わからないよねその言葉だけでは。同様に、「ラクスを守る」のあたりは解説があってやっと納得。

アスランに対するシンの思い。
……アスランがシンのことをいつも心配してくれていたのは、議長やレイの言葉に惑わされようとも彼の中では変わらなかったのが、嬉しいです。

キラの心情。
極力被害を出さないようにはしているものの、アスランの指摘どおりそれは欺瞞でしかなく、一人も殺さない戦いはない、と。

意外とタリアさんがカガリびいきですよね、小説。
オーブの良心と表現しています。

増えたシーンで嬉しいのは、キサカさんの潜入状況、ヒルダら3姉弟、ほんとはこう入るはずだったのですね。ステイングの最後にも迎えがきて、良かった。

あとは、オーブ事情。
前大戦の首長の多くはウズミと共に死、残った者も戦後処理の後責任をとって辞め、残っているのはセイランの追従者だけ。……うわぁ。すごい状態だったのですね、オーブ政府。これは政治経験もないカガリ一人では太刀打ちできなかっただろう……というかよく首長にしたなぁと。
セイラン親子は散々ですね。
「ウナトの視線はオーブ国内と地上の権力者にしか向いていなかった」
「彼は誰より先に行政府を逃げ出した。国民への警告も防衛も先送りにして」
ユウナよりはちょっとは考えていたように見受けられたウナトさえ、こうだったので。勢いの余りカガリが殴ったユウナに対しては、
「クレタで多くの将兵を死なせ、さらにいま国内に戦火を持ち込んだことに対して、何の痛痒も感じていない」
カガリの後悔は続きます。
「批判することはいかにもたやすい。うわべは正しく響こうとも、熟慮を経ず、真剣な気持ちを伴わない言葉に何の力があるだろう」
「そもそもそんな言葉を、この男たちは真剣に考えてもいなかったというのに」
連合条約に付いては、あの立場で「また国を焼くのか」といわれれば一つの道であったかも、と私自身も思っていたのでちょっと真剣に読んでしまいました。
……このあたりの対立、セイラン親子を真摯な政治家として立場の違いを追及するのも深いかなと思ったのですが、時間が足りないからしょうがないのかな。実はシンvsカガリもちゃんと追求して欲しかった私です。

ちなみに小説の最後は、アスランの「大丈夫……できる。シンを救うことも、破滅へ流れていく世界を救うことも。キラと一緒になれば、きっと乗り越えられる」で〆られています。この後、宇宙へあがる前に繋がっていくのですね…。
えーと、とりあえず台詞では「キラキラ」のアスランがモノローグではカガリを最初に持ってきてくれるあたりに作者のフォローを感じます。ふふ。

後は。議長と対峙している間にカガリやラクスの台詞を思い起こしたり、「カガリの言葉を引用された途端、理屈を超えた嫌悪を感じた」とか。
38話の会話は、二人の距離がはっきり書かれていて、痛かったりもします。

あとは、次巻であの45話がどう書かれるか、で決まってくるでしょうね。



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