漫画・アニメ・書評から日常の愚痴まで、思いつくままの日記です。
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J・D・ロブ「ラストシーンは殺意と共にイヴ&ローク10」
ハーレクイーンの巨匠、ノーラ・ロバーツがもう一つの作家名で送る、近未来推理恋愛小説。
実は一作目の発売より読み続けています。好きです。
ノリとしてはライトノベルとそう変わりはありません。主人公を取り巻く登場人物たちがちゃんとキャラだっていて、会話も場面移動もテンポ良く、そして程よく主人公のラブシーンが入って、最後にはなんとか事件は解決されるのです。
ただ扱う事件が殺人事件であり、性生活が明るく話題に出されるので、やはり大人世代の読書をお勧めします。ボリュームもあるけれど前述の通り流れがいいので軽く読めると思います。特に主婦。

舞台は近未来。
そして主人公はニューヨーク市警のやり手警部補、イヴ。
過去に暗い傷を負った彼女は犯罪を強烈に憎んでいて、ある事件で世界一の大富豪ロークと出会います。彼もまた、過去に傷を負っていたのでした。同じように痛みを持っていた二人は次第に惹かれあい、イヴの反発もなんのその、事件を重ねる毎にロークの強引なアプローチに徐々に距離は近づいていき、ついには結婚します。勿論、イブは仕事優先なのは変わらず。
実を言うと、二人の恋愛も一方で楽しんでいた身としては、結婚してしまったらこのシリーズもつまなくなるかと思っていたんですがとんでもない。もうアツアツ濃厚カップルぶりを堪能させて頂いております。
自立心が強く仕事第一でロークに頼るのを良しとしない、女として自分を飾ることに欠片も興味のない野性味あふれるイヴも、財力も知力も体力も全て兼ね備えた包容力のあるけれどイヴには甘いロークも、どちらも魅力的です。
今回はロークの新しい劇場のこけら落とし「アガサ・クリスティー」の舞台から始まります。流石近未来、アガサ・クリスティーがすっかり古典。
舞台「検察側の証人」の登場人物ヴォヴルそのまま、傲慢で女好きだった役者ケネスが舞台の上で本当に刺し殺される……本来ならば無害な小道具であったはずのナイフで。
夫と共に見に来ていたイヴは、直に捜査を始めるのだが……。

なんといっても容疑者が全員俳優・女優のため、その嘘を見抜くのが最大の難点。そして、調べれば調べるほど被害者の非道ぶりがあきらかになってくるのです。
いつもと違って、ここには異常者も利己主義者もいず、ただ愛があるために、読後感はしっとりしています。
勿論、イヴとロークのカップルぶりも、傍で進んでいるイヴの部下ピーポディの周囲の三角関係も進展中。個人的には初めてロークのために何かしようと頑張っているイヴと驚くロークのやりとりが可愛かったです。
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