漫画・アニメ・書評から日常の愚痴まで、思いつくままの日記です。
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茅田砂胡「レディー・ガンナーと二人の皇子」
ついに完結しました!よかった~作者もあとがきで言ってますが、上巻がでてから3年半。中巻があったとはいえ、……。
とまれ、最後は大団円でした。



舞台はファンタジー。
アメリカ西部劇の雰囲気を想像していてかまわないのではないかと思います。なんといっても主人公である外交官令嬢・キャサリン・ウィンスロウは14歳にして銃の名手なのですから。ただ、文明程度に於いては、機械文明の進んでいない、自然たっぷりの世界です。
そして何よりこのシリーズの特色なのは、異種人種。
彼らは無形種と呼ばれる街に住む人々とは別に古くから奥地で集団で暮らしています。何故異種人種と呼ばれているかというと……「ひと」の姿のほかの、動物の姿にも変身できるからです……この巻に登場するだけでも「獅子」「鷲」「狐」……種族毎に村を作り、無形種より厳しく人道的な戒律で生きています。
ただ、無形種がエリアを広げた結果、いつしか二つの種は少しずつ共存の道
を歩もうとしています。同時に軋轢をも生みながら……。

主人公は比較的に異種人種の受け入れの穏やかな国バナディスの生まれで、彼らに偏見がありません。ある事件がきっかけで知り合った、異種人種と無形種の混血のチームと、色々な国のこの人種間のトラブルに会い、解決していくお話です。

というわけでこの巻に限った感想を続きにて。
前にも書きましたが、大団円。よかったです。
それぞれのカップルが納まるところに納まって。
何よりコルテスのフェルナンド我儘皇子しが少女の姿に戻り、現状を受けいれて王家に引き取られることになって本当によかった。父親の愛って偉大。「初の女大臣を目指して父王を助ける」……って、前向きですよね。従兄弟のフェルナンドが逆に本当に良い子で、二人ともコルテス家とも縁は切ったわけですが、その友誼が続くといいなと思いました。
その国王ですが、やられた……という感じでしたね。
国王の「大事な人」コルテスのマリア、フェルナンドの母親は、王様の部下と精神的両思いだというのでこれも悲劇!?と思いきや、本当に想っていて妃に迎えたのは、子供を生めずに実家に下がった後もたびたび呼び寄せて話し相手になっていたスパーダのマリアだとは。
彼女の補佐として上がったマルカムのマリアといい、この国の狂った感覚の中で普通に人を愛する感覚を取り戻した4人が王宮に残り、他の者が一掃された後の清清しさが読後に残ります。これからが大変でしょうが。

前回までと違って、血なまぐさい場面もなく、獅子同士の決闘シーンが見ものだったりとなかなか楽しめましたvvv
悪役がもの足りないのがちょっと不満ですが、それをおいてもものすごい制度でしたからね……。
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