漫画・アニメ・書評から日常の愚痴まで、思いつくままの日記です。
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「ななつのこ」「魔法飛行」「ささらさや」
今日は雨ですね…梅雨らしくて、家の中にいる分には風情があってよいです。

今日は、初夏に似合うのではないかな、と密かに思っている作家、加納朋子(かのうともこ)さんの作品をいくつか紹介したいと思います。

加納朋子さんの作品は、どこかノスタルジックでやさしくて、少女漫画に似ています。
最初の出会いは会社近くの本屋でした。
文庫本コーナーでいくつかの単行本の表紙を見せる形で収納してあった、そのうちの2冊が加納朋子さんの本だったのです。その表紙のイラストが絵本から抜け出したように素適だったんですよ!
書店員さんのお勧めPOPがあるわけでもなく、出版社ののぼりがあるわけでもなく、更に言うと本の帯すらない状態だったのですが、妙に目を離せなくなりました。
このイラストレーターさんは菊地健(きくちたけし)さんといって、東京創元社で加納さんとコンビをくんでいるようなのですね。
読んでみれば、加納さんの作品は表紙のイメージを裏切らない、優しく切ない推理小説でした。
推理という形はとっていますが、派手な傷害事件があるわけではありません。探偵役の謎解きが盛大に行われるわけでもないのです。
殆どが、主人公の身の回りで起きた、ちょっとした謎……ときには確かに惨事になりかねない場合もありまた魔法のような出来事もありますが、多くは普段私たちの周囲に起りうる謎のお話でもあります。
いくつかの短編からなり、短編の時間軸は繋がっています。
主人公の周囲で謎を解きながら時は流れていき、それが全体として一つの物語になっていく。
感じたのは、どの作品に出てくる人も、優しいということ。
興味をもたれたら、是非手にとって見て下さい。
特に女性の方には、お勧めです。


この2作品は東京創元社、私が表紙にほれ込んで購入した本です。
駒子という主人公の物語です。
どちらも1作で完結していますが、より楽しむために、是非「ななつのこ」を先に読むことをおすすめします。
そして、一番のお気に入りはこちら幻冬舎文庫になりますが

夫を亡くし赤ちゃんを抱えて新しい土地で頑張るサヤと、幽霊になって彼女を見守る夫。急に保護者である夫を亡くしたサヤは、いささか世間知らずで頼りないんですが凄くけなげでまっすぐで、見守る夫は幽霊ながらとても優しくて頼りになり、ピンチには必ず駆けつけるヒーローです。周囲の優しい人たちと出会い助けられ、サヤが段々としっかりしてきたころ……最後がもう切なくて。
もったいなくて、これ以上はいえないけれど、出会った人全員にお勧めしたい1冊です。
残念ながら楽天ブックスに表紙がアップされていなかったので、急遽Amazonと契約しました。お互いそういうことがあるみたいなので、併用していきたいと思います。
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