漫画・アニメ・書評から日常の愚痴まで、思いつくままの日記です。
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野梨原花南「ちょー美女と野獣」
1997年5月初版、通称「ちょー」シリーズ第一作。
タイトルどおり「美女と野獣」をもじったパロディ作品ではあるけれど、上手く設定を拾って生かして、王子の呪いが解けた場面をスタートに、呪いがかけられた理由をお国騒動にもっていって別物語にしています。
多分このときはシリーズにしようとか、目標はなかったのではないかと思います。
一作で話が良くまとまっていて、個人的に一番好きな作品です。

「美女」のダイヤモンド王女は、実はケモノ好き。愛の誓いをたて呪いが解けて元の姿に戻った王子への第一声が「イヤー」続いて「かわいくない」「ちょーがっかり」……
こんなところからスタートするわけです。
誠実でハンサムで腕がたつけれどちょっと素直すぎて間が抜けているくらいの「野獣」=トードリア国世継ぎの王子・ジオラルド。受身系。
十五人も妻を持つ父王の子供たちにその「絶世の美女」ぶりを異端とされ孤独に生きてきたため、かなり強かに育ち「ちょー」なんて飛び出す蓮っ葉な口調のジェムナスティ王女・ダイヤモンド姫。強気系。
これまたかなりのハンサム、ぼんぼんぶりはジオラルドと変わらないダイヤモンドの元婚約者ラボトローム王子・アラン。天然系。
そしていかにも訳アリで王子に呪いをかけた魔術師・ジオラルドの友人サリタ・タロットワーク。受難系。
ここに加えて、旅の途中でであった学者・ライー。頭脳系。
アラン王子の宮廷魔術師・スマート。俺様系。
アラン王子に心酔している三人の従者。代表グーナー。
そして策謀して王位を則ろうとしているジオのいとこ・リブロ。

彼らの掛け合いがなんとも素敵で楽しい作品です。
個人的にはダイヤの「ちょー」に始まる蓮っ葉な話し方、読みづらくて苦手なのですが、このキャラクターに惹かれて最後まで読みきりました。シリーズ中、誤植というか、中には登場人物の名前間違えている場面も多々あったりしてこれは商業作品として担当さん何してんの、と戸惑うところも多いんですけれど。
ちなみに誠実好きな私はジオラルドとアランは当然好きです、サリタは可哀想ってイメージが強くて、グーナーはアラン王子とのセットで好き。……これは感想には関係ないですね。
このシリーズの特色として、悪役まわりのキャラクーも含めてメインメンバーに芯から「悪者」がいない、というところで、オチもとてもさわやかです。

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