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漫画・アニメ・書評から日常の愚痴まで、思いつくままの日記です。
室井大資「イヌジニン」1
古来より、ある神社で汚れ仕事を一手に引き受けていた集団がいる。死体処理、暗殺、呪術、警備…。
時代は移り、その集団は形を変え、現代まで残っていた。
気が澱み、力の均衡が崩れるときに生まれいでる「怪」。
その「怪」を人知れず鎮め、社会の表面に出さないようにする組織。
それが犬神人である。

独特な濃い絵柄とあいまって重量感のある怪奇漫画です。
キャラの絵柄も性格も濃い……とかいって女の子や少年にはすがすがしさがあって、その落差からくる迫力も凄いです。事件はどれも現実にありそうで、だからおぞましく思うと同時に解決してくれると少しだけほっとする。
「イヌジニン」「天言会事件」「マウント・メイヘム」「ザ・バインド」収録
「天言会事件」女として母として一番おぞましくて……「やっと守れた」という言葉が哀しい。
「ザ・バインド」……助かってよかった。ほんとうに。

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