漫画・アニメ・書評から日常の愚痴まで、思いつくままの日記です。
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--/--/--(--) --:--:--| スポンサー広告| トラックバック(-) コメント(-)
メアリアン・カーリー「闇の城、風の魔法」
田舎町の高校一年のケイトは、魔女である祖母の血を継いでいて、疎まれがち。
クラスに転校してきたハンサムな少年・ジャロードに不思議な力があることに気づいたケイト。やがて彼の周囲に不幸な出来事がつづき、ケイトの祖母はそれを血筋にかけられた呪いのためだと看破する。ケイトとジャロードはその呪いをとくために過去へとぶことになり……

つめが甘いと感じました。
物足りない……設定も心理描写もストーリーも、もちょっと何かほしかったなぁ。こちらでいうところの少女小説と考えればOKなんでしょうけれど。

北山猛邦「少年検閲官」
「「クロック城」殺人事件」が有名なのではないかと思われる作家さん。
初読です。

「何人も書物の類を所有してはならない。もしもそれらを隠し持っていることが判明すれば、隠し場所もろともすべてが灰にされる」
という舞台設定に惹かれて入手。
……が、思っていたのと違った、というのが私の感想です。

この続きを読む
シャンナ・スウェンドソン「ニューヨークの魔法使い」
㈱魔法製作所シリーズ一作目。
突然株式会社MSIにヘッドハンティングされた主人公は、テキサスの田舎から出てきて一年のごくごく普通のOL。
彼女がMSI=魔法製作会社に飛び込むまでと慣れるまでのお話。





魔法版「ブリジット・ジョーンズの日記」と裏表紙に紹介されているだけあって、まんまOL日記でした(笑)
てっきり魔法の方がメインになるかと思っていました。舞台を現代に移したFTかと。
意外でしたが楽しく読めましたv
いやぁ、外国のOLさんも日本とそんなに変わらないのですね。
この続きを読む
管浩江「永遠の森」
近未来、地球の軌道衛星上に浮かぶ巨大博物館「アフロディーテ」
学芸員たちは手術によって直接巨大なデータベースコンピューターに接続することによって、従来よりもはるかにたやすく分析鑑定を行っている。
各部署間の統括に当る「アポロン」のエース学芸員・新婚の田代はエリートとは名ばかり、今日も美の鑑定ではなく調停役に奔走している。



すごく良かったです。
おすすめ!!
身近な問題を扱うミステリものとして、私はいつも真先に加納朋子さんを思い浮かべるのですが、
こちらは美術品にまつわるミステリだけあって、すごく美しいお話です。
しかもSF設定なので、キラキラ倍増ですよ!?
短編連作ですが登場人物たちの時間の経過があるのはお約束、最後に主人公が芸術とは、とたどり着く答えがまた素敵でした。
いい本に出合えて幸せです。
西澤保彦「七回死んだ男」
すっごく面白かったです。
初めての作者ですが、またこのタイプの作品を読んでみたい!



自分の意志にかかわらず突然一日を九回繰り返すタイムリープの能力を持った主人公。
ある日、そのタイムリープの一日に、祖父が殺されたから大変!
遺産の相続者を発表するはずだった祖父、集まった一族と関係者のうち、犯人は誰なのか、あと八回繰り返す一日のタイムリープの中で、主人公は最終的に祖父を守ることが出来るのか。

一見SF、一見ミステリ。
しかしこの話の醍醐味はどろどろ人増劇と見せかけたどたばたコメディにあると思います。

タイムリープ能力のため肉体年齢16歳ながら精神年齢30歳となった主人公の無気力達観ぶりも面白いし、その関係者の個性、恋愛騒動もいかにも人間くさくていい。悪人とか、毒々しさをかんじられないのは、達観してしまっている主人公が語り手のため、滑稽さが強調されているから。

後日談は事実関係を見るならばハッピーエンドとはいえないのに、彼ららしくて笑ってしまいました。
騒がしい日常はまた続くということで。
容疑者Xの献身
旦那様が一年前にプレゼントしてくれたのだけれど、「ガリレオ」を読んでからと思っている間に映画化が決定、どちらを先にするべきか迷っていたところ「映画を見た人が原作を読んでまた感動」なんて耳にして読了。


なので単行本を紹介~
文庫化もされてます。私に買ってくれたことを忘れていた相方が、自分が読もうと買ってきました……ええ、大いに突っ込んだのですが(笑)


良かった◎ミステリとしてのラストどんでん返しもよかったし、恋愛の献身モノとしても感動しました。

犯人は冒頭から明らかになっているためネタバレの心配がないのでここに続けてしまいますが、
惜しむらくは、文中でそれをアピールしすぎかなーと。
ガリレオが彼の行動を賞賛する言葉がちょっと押し付けがましく感じてしまいました。
でも翻ってみれば、それだけガリレオにとって大切な人物だったのですよね。

いかん、我ながら最近へそが曲がりすぎてきたのかもしれない……
いやでも本当に純愛なんですよ、見返りを求めないところが泣ける
指輪をはめたい
記憶を失った主人公。
三十路を前にプロポーズを決意し、指輪を用意したのに、一体誰に渡したかったのかわからない……なぜなら彼は三つ股中だったから。




この続きを読む
熱球
重松清は好きな作家で、期待して読んだのだけれど、思っていたのと違う方向でした。
中年男がかつての青春時代を思い出して再び熱くなる話だと思っていたのだけれど……




以下、思いっきりネタバレしてます。
この続きを読む
神を見た犬
すっっごく面白かった!!

短編集っても推理小説以外では星新一くらいしか知らないんだけれど、この人はあたりでした。
他作品もこういう傾向なら読んでみたいな~。
それぞれの作品の落ちの多くは人間の持つ愚かしさへの皮肉みたいな形で終わっているけれど、根底には性善説がありそうな暖かさがあるところが好き。
登場人物がどこかコミカルだったり、その着眼点は星新一と似ている。
私が星新一を好きでいるところを、この人も持っている。
訳者さんの力もあるのかな。
なのでこの作品の裏表紙の解説の「幻想と恐怖が横溢する、孤高の美の世界」とは、私には見えなかった。



クロスファイア
大分前に入手していたのですが、ようやく読了。

ラスト知っていたら多分読まなかった(涙)私はハッピーエンド至上主義。
ネタバレを知らずにいて良かった。最後までぐいぐい引き込まれました。

物語としては、ギアスと同じくこの結末しかないだろうと、だからこそ感動するのだろうと思うけれど、その人生が寂しい。ちゃんとその思いが理解され受け継がれているからハッピーエンドともいえるのだろうけれど。
異種能力の持ち主と犯罪が出てくる話。
私が同じ力を持っていたら、その場面に遭遇したら、かっとなって同じ事をしないとは言い切れない。
……この手の犯罪、嫌悪。




上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。