漫画・アニメ・書評から日常の愚痴まで、思いつくままの日記です。
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加納朋子「コッペリア」


創るもの、愛するもの、演じるものと他とはちょっと異常な程に「人形」にこだわるそれぞれの登場人物が語る。やがて一つの事件が起き……
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佐賀のがばいばあちゃん


貧乏でも生きていける生活の知恵、がテーマかと思っていたのですが、
作者と祖母のハートフルストーリーという感じで楽しかったです。
こんな生き方ができるのは、やっぱり皆がまだ純朴で助け合って生きていたあの時代だからこそだと思う。作者と祖母が困っていると気づかれないように手を差し伸べる周りの人々がいるから、まっすぐに笑って生きて行けたのではないだろうか。
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桜庭一樹読書日記


タイトルどおり、桜庭一樹の日記です。
日々のあれこれに加えて自分で購入したり、紹介されたり、合間には読書談義を戦わせたりしつつも、常に読む、読む、読む、いつでもどこでもジャンルは正に帯の説明どおり縦横無尽に日々何冊も読みまくっている。正に活字中毒理想の日々。うらやましい限りです。

……いえ、ちゃんと執筆活動されているんですけれどね(笑)産みの苦しみというか、請われて新しい作品世界を作り上げるとき、彼女は一切の活字を断ち、ロックをひたすらききまくる。
時折出てくる担当さんたちの読書家ぶりも半端ではなく、と思っていたら、数百倍の倍率をかいくぐってきたミステリ・エリートみたいな評価があって納得。就職には難関だ。
漫画も好きなかただけあって、文体がしんみり入ってきたのでこの記事を更新している最中、思いつく文章が全て桜庭調に(笑)
ああわかるわかる!と思った節、「人にお勧め本を聞ききまくる」理由について。自分の好みだけだとそこで偏って完結して世界が終わってしまう、確かにそうだ。新しい出会いは常に欲しい!かといって逆に流行の本ばかりだと均一的なのっぺり顔に、というのもそうだ。マニアックなところも譲ってはいけないの。

とにかく紹介されている本の数が半端じゃないので、興味を引いたものだけ以下に抜き出していきたいのですが、挫折しそうです。
機会があったらアマゾンで購入したい。
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なるほど知図帳~知れば知るほど新発県シリーズ
なるほど知図帳の日本版、世界版は有名ですが、終にでました都道府県版。
ガイドブックとロードマップが一冊になったこのシリーズ。
ものすごくお勧めです。


地元の県を購入して観たのですが、トピックスとしての一つに最近行われた合併地図まで収録されているのを皮切りに、名所や産物といったよくあるガイドブックの内容ばかりでなく、歴史、自然、文化・芸術・スポーツ、交通・産業、民族・行事、そして解体新書としてのデータ一覧などまさにその県を学ぶことの出来る一冊。個人的には雑学クイズの中の「方言クイズ」が面白かったです。私も知らないものがある……。

旅行などで他都道府県に訪れる際は、ガイドブック代わりに読んでみても面白いのではないでしょうか?

公式→http://www.mapple.net/
オースン・スコット カード「消えた子供たち」
クリスマスに少女は還る」同様、クリスマスシーズン読んで忘れられなくなった一冊。



主人公はフリーのゲームデザイナー、ステップ・フレッチャー。
元は羽振りがよかったものの不景気のあおりを受け、新しい会社のある新たな土地へ家族揃って転地して、新しい生活を始める。
そこでは、主人公に様々な問題がおきました。子供を持つ親としてぶつかる様々な問題、転地したことによって触れるコミュニティや会社の新しい習慣との軋轢、一つ一つ悩みながらも誠実に、フレッチャーは解決していこうとします。特に彼の家族へ向ける愛情、なんとしても家族を守ろうとする意思はまさにアメリカの理想とする父の姿ではないでしょうか。特に子供にまつわる犯罪がリアルです。どんなに努力しても、父から子へ、子から父への思いがすれ違い、手が間に合わないときもある……。
多感な優しい彼の長男スティーヴィの物語が、彼の起した奇跡が、悲しくて切ない。
キャロル・オコンネル「クリスマスに少女は還る」
実家に帰った折に見つけた保存用。
クリスマスシーズン、帯につられて軽い気持ちで買ったのですが、忘れられない一冊に。
これともう一冊「消えた少年たち」は是非レビューを残しておこうと思いました。

ニューヨークの片田舎、二人の少女が行方不明になります。
一人は州知事の娘、金髪の聡明な美少女、グウェン。
一人はホラーマニアで奇抜な行動をとる、ごく普通の家庭の少女サディー。
二人は天才的な知性や特異な才能を持った子供を集めた聖ウルスラ学園の同級生で、家庭環境の差も関係なく意気投合、グウェンの父の反対をものともせず、それぞれの母親に愛され見守られ友情を育んでいた。



同様に学園の少女達が誘拐される事件が、15年前に起きていたが、犯人とされる神父は服役中。
少女らの身が案じられる中、捜査は進められる。
15年前の事件で双子の妹を亡くした地元警察のルージュ?ケンダル。
小児性愛好者の研究で心理学者アリ?クレイ博士。
彼女の伯父精神分析医モーティマー。
彼女の元恋人のFBI捜査官アーニー・パイル。
捉えられた地下室から脱出しようとこころむ少女たち。
そして少女達の身を案じるそれぞれの母親。
サディーに淡い思いを抱く内気な少年。

ルージュの捜査が進むにつれ、ルージュとアリがそれぞれ心に追った深い傷が露にされ、15年前の事件とそれぞれの人間の意外な関係性があきらかになっていきます。また同時進行で進む、犯人の脅威にさらされながらも励ましあう少女達の身に迫る危険は刻一刻と増していく……。
もともと私は推理小説をドラマとして読んでしまうので、本当にラストは衝撃的でした。少女達サイドでは犬好きなもので犯人の犬にもぐぐっときていたのですが、それどころでなく。「あたしが、あんたを置いていくわけないじゃない」……少女達の友情に、見守る母親達に、泣けます。一つの事実を除いては全て謎は解けたという意味で結末は大団円かもしれない。けれど……。


レビューのチェックをするためにサイトをいくつか巡って観たのですが、原題は「囮の子供」だそうですね。……この日本語題は秀逸です。
茂木健一郎「プロセス・アイ」
読み終えました……(達成感)。
脳科学者茂木健一郎さんのファンの義弟(といっても年上の方ですが)さんの手前、半ば義務感も入った感じで読み進めました一冊。

物語が最終章を迎えたとき、初めてプロローグの意味がわかりました。
この作品は、私にとっては、「意識とは何か」を追求した男達の物語ではなく、グンジから女性達への「愛」の物語です。



感想をあげる前に、一言。
私は文学部出身で、理論的に物事を捉えるよりも、感覚的に捉えることが多いと自分のことを思っています。価値観は一つではなく、自分自身のことに限っても流動的で、そのことを良としています。脳科学については、物語に当然のように登場する単語クオリアについてさえ、名前を知っている程度です。
的外れ・理解不足などありますでしょうが、あくまでそんな人間の抱いた一感想ですので!また再読の際には感想も変わるかもしれません。どうか了承しておいて欲しいです。
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「さおだけ屋はなぜ潰れないのか」
「1時間で読めて効果は一生!会計の考え方を身につける」
と、帯にあった、ベストセラー新書。


購入してみました。30分で読めました。
当然です。
……去年まで私がしていたお仕事は、何でしたっけ。

……本職ですぜ
(もっと早く気付け。ネット注文の落とし穴……店頭にある本だと流石に内容を自分で確認するので、こんなことはないのですが)

切り口としてはすばらしくわかりやすい本でした。
内容としては基礎の基礎、入門編です。
文学部出身で簿記の資格ももっていなかった私にとっても、勤め始めた当初は会計学のこの感覚がわかるまでは無我夢中でした。教えてくれた先輩もたいへんだったと思います。……結局は業務の中である日ふと全体像がわかったものですが。あの時は世界が広がるのを実感しましたー懐かしい。

○年前にこの本があったら、ちょっと違ったかもしれなせんね(笑)
とりあえず私の収穫としては、さおだけ屋の実態が一番大きかったかもしれません。
C・J・ボックス「凍れる森」
猟区管理官ジョー・ビケットシリーズ第2作。

ジョー・ビケットは賢い妻と二人の実の娘、一人の義理の娘を持つ典型的な「アメリカの父」のようです。家族を愛し、妻を誇り、大事な者を身体を張って守ろうとし、正義感に溢れている。決してスーパーマンではないのに、その姿が格好いいです。(……ファザコンの気があるかもしれません私。)凛とした良妻賢母な奥さんメアリーベスと、しっかり者の長女シェリダンもポイント高し。

彼の職・猟区管理官とは、その名の通り狩猟区の管理をする役人で、ワイオミング州の広大な自然の中……それこそ無線もろくに届かないような山で、シーズン中にはハンターが規則を守っているか監視する役目です。
冬のあるときジョーが捕らえた狩猟違反者が森林局の役人であり、山から護送中に逃げ出した役人が、矢に射られた死体で見つかったことから事件が始まります。
被害者が役人だったことから森林局のキャリアウーマンとFBI捜査官が乗り込み、事件を口実に同時期山にキャンプを張っていた反政府グループを網にかけようとする。
一方家庭内では養女の実の母がその反政府組織に属し、かつて捨てた我が子を取り戻そうと接近してくる。
横暴な役人に対するジョーの仕事の葛藤、野性味溢れるアウトロー・鷹匠ロマノウスキとの友誼、そして事件の渦中に巻き込まれていく養女に対する深い愛情、ジョーは愛する者のために行動を始めます。

事件はあるある結末を迎えることになりますが、ジョーの選択は必ずしも正義とはいえないかもしれません。でも、その道に私はちょっとほっとしたのも事実なのです。
きむらゆういち「あらしのよるに」
嵐の夜、難を逃れたもの同士が真暗闇の小屋の中、話しているうちに意気投合。
翌日の昼、「あらしのよるに」を合言葉に再び会う約束をして別れたのは、
オオカミの「ガブ」とヤギの「メイ」……「食うものと食われるもの」捕食関係の二人だったのです。

「あらしのよるに」
ネット上、ゆく先々で話題になっていた絵本「あらしのよるに」が映画化されました。色々な人がお勧めしているし、友人も観たと報告を受けたりと、とっっっっっっても興味があったのですが。
が、旦那様の好みでないので映画は多分見に行けないし、絵本も6冊セットだと7,000円以上かかるしどうしよう、と思っているころに発売された小説版。



購入してみたら、帯のところに”「映画や絵本とは異なる結末で問う」心揺るがす愛のストーリー”って……結末ちがうのかー!!

結局小説を読んだ後に絵本の方を完結版の7巻まで立ち読みしたのですが、少ない言葉と視覚で読者に訴える絵本と、細かい心理描写の多い小説の違いからの、結末だと思われます。映画版との比較はまだ出来ないのですが……

絵本ならば、どなたでも読むことができると思います。
時間もそれほどとられないでしょう。
是非、一読をお勧めする、避けてしまったら惜しい、そんな物語だと思います。

以下は、どうしてもネタバレ含まれてしまうけれどどうしても叫んでおきたい言葉を「続き」にて。


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